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DQN(ドキュン)の意味とは? 意味や言い換え表現を簡単解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「DQN」と言われがちな人の特徴

言葉の意味をより深く理解するために、一般的に「DQN」と言われがちな人の言動についていくつか例を挙げていきます。

不用意にこの言葉を使ってしまうことがないように、具体例についても見ておきましょう。

(1)迷惑行為をする

相手をわざと傷つけるような発言をしたり、周りの人が「うるさい」と感じるほどの大音量で音楽を聞いたりといった迷惑行為をする人。

非常識で軽率な行動は、「DQN」と認識されがちです。

(2)マナーを守らない

公共でのマナーを守らない人も一例です。

マナー違反を指摘された時に逆ギレしたり、より悪質な嫌がらせをしてきたり……。短気で冷静な判断ができないと、「DQN」と言われてしまいます。

(3)煽り運転をする

2020年6月10日に公布された法律により、煽り運転は取り締まりの対象となりました。

法律上でも違反となっている上、思いやりやゆずり合いといった基本的な運転マナーを守れないのは事故の原因にもなりかねません。

煽り運転をするドライバーに対しても、一般的に「DQN」の表現が使われる場合も少なくないようです。

「DQN」な人に絡まれた時の対処法

最後に、「DQN」な人に万が一絡まれた時にどう切り抜けるべきかを考えていきます。

(1)相手にしない

まずは相手にしないことが一番です。

「DQN」的な言動をしてくる人に対してこちらがヒートアップしてしまうと、さらなる迷惑を被ってしまうかもしれません。

(2)距離を取る

その場を離れる、ネット上ならそのアカウントをブロックするなど、「DQN」的な仕打ちを受けたら相手と距離を取りましょう。

迷惑行為をされて感情的になる気持ちは分かりますが、仕返しをする行為は「DQN返し」となり、あなたも「DQN」と呼ばれてしまうかもしれません。

大人な対応でスルーしたり、周囲に助けを求めたりなど、しかるべき対応を取りましょう。

不用意に相手を傷つけることがないよう、意味を理解しておくことも大切

今回はネットスラングの一つ、「DQN」の意味や語源、使われ方についてお伝えしました。

紹介した通り、「DQN」は蔑称、侮辱的な表現として使用されている言葉です。使い方によっては名誉毀損とされるケースも十分に考えられるものです。

長く使われているネットスラングではありますが、この言葉を用いて他者を批判するようなことはないようにしたいですね。

(落合正和)

※画像はイメージです

※この記事は2020年12月02日に公開されたものです

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント) (WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント・株式会社office ZERO-STYLE代表取締役。
ブログやSNSを中心としたWebメディアを専門とし、インターネットに関連する事件、事故、IT業界情勢などの解説でTV、新聞などのメディア出演多数。
ブログやSNSの活用法や集客術、リスク管理等の講演のほか、民間シンクタンクにて調査・研究なども行う。

著書『はじめてのFacebook入門決定版』(秀和システム)、『ビジネスを加速させる専門家ブログ制作・運用の教科書』(つた書房)、『会社のSNS担当になったらはじめに読む本』(すばる舎)

Webサイト:https://m-ochiai.net/

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