お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

DQN(ドキュン)の意味とは? 意味や言い換え表現を簡単解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

DQNの使われ方(例文付き)

前述した通り「DQN」は、常識のない人、品位に欠ける人、粗暴な人、知性に欠ける人、厄介者やならず者を指す場合や、「DQN返し」など、行為そのものを指す場合にも使われています。

一般的な使われ方の例を見てみましょう。

・「あそこのコンビニはDQNのたまり場になっているから気を付けた方がいいよ」(あそこのコンビニは不良やヤンキーなどのたまり場になっているから気を付けた方がいいよ)

・「今朝、電車の中でたばこを吸っているDQNを見かけたよ」(今朝、電車の中でたばこを吸っている非常識なやつを見かけたよ)

・「お隣さんがあまりにも非常識だから、DQN返ししてやったよ」(お隣さんがあまりにも非常識だから、私も非常識な手段で仕返ししてやったよ)

いずれも、常識に欠ける人や迷惑な行為を表現する言葉として使用されています。

一部の新聞社が成人式で暴れる新成人を報じるニュースの見出しに「成人式DQN」という表現を使用するなどの例もありました。

ただ、その言葉の性質上、あまり不用意に使ってしまうことのないよう注意が必要です。

DQNは死語なの?

流行の波が激しいネットスラングには、もう使われなくなった古い言葉を「死語」と呼びます。

前述のとおり、DQNはいまだにネット用語として多く使用されています。そのため、いわゆる「死語」とは言えない印象です。

しかし2003年から使われているネットスラングというだけあり、若者言葉ではあっても決して新しいものではありません。むしろ、現在の高校生や大学生といった世代は2000年代に生まれていることもあり、彼らにとっては「若者言葉」という認識ではない可能性が高いでしょう。

▶次のページでは、DQNに関連するネット用語をいくつかご紹介します。

次のページを読む

SHARE