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「ご冥福をお祈りします」はどう使う? 意味や注意点(例文付き)

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

「ご冥福をお祈りします」の使い方(文例付き)

「ご愁傷様です」というフレーズも葬儀の場でよく耳にしますが、こちらは遺族を気遣う言葉です。

一方、「ご冥福をお祈りします」は故人に対して使う言葉です。

訃報を受け取った後から葬儀の場、そして前述の通り四十九日の法要までの使用がふさわしい言葉です。

例文とあわせて、使い方を見ていきましょう。

《例》

「この度は誠にご愁傷様です。謹んでご冥福をお祈りいたします

「ご愁傷様です」という遺族へのあいさつ言葉に続けて、故人への祈りの言葉を述べます。

《例》

「奥様ご逝去との訃報に接し、深い悲しみに打たれております。まずは謹んでご冥福をお祈り申し上げます

「ご逝去」は他人の死の尊敬表現です。上司や目上の方でしたら「お祈り申し上げます」というより丁寧な表現を心掛けましょう。

次ページ:類語と「ご冥福をお祈りします」との違い

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