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「オワコン」とは。意味・元ネタ・使い方を解説【ネットスラング大辞典】

ネットスラング

高橋暁子(ITジャーナリスト)

「オワコン」と「エンドコンテンツ」の違い

「エンドコンテンツ」という言葉をご存知だろうか。ゲームで使われる言葉で、通常ルートでゲームをクリアした後や、最高レベル到達後にプレイできるようになるお楽しみステージを指す言葉である。つまり、ゲームのやり込み要素というわけだ。

「エンドコンテンツ」を「オワコン」と同じ意味合いだと考えて誤用しているのを見かけることがあるが、前述したようにオワコンは「終わったコンテンツ」といったネガティブな意味を持つ言葉であり、エンドコンテンツとは全く違った意味なので、使う時には注意してほしい。

ネットスラングは重い内容をライトに表現できる

ネットスラングは、元々口語に近い使われ方をすることが多い。それによって、元の意味から次々と派生した意味を持つようになっていく。

ネットスラングを使うことによって、多少重い内容もライトに表現できるというメリットもある。ただし「オワコン」は人を傷つける可能性がある言葉なので、日常生活で使う場合は注意してほしい。

(高橋 暁子/ITジャーナリスト・All About ITリテラシーガイド

※画像はイメージです

※この記事は2020年09月12日に公開されたものです

高橋暁子(ITジャーナリスト)

書籍・雑誌・Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手掛ける。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著書多数。SNSやスマホの安心・安全・利用等をテーマとして、テレビ・雑誌・新聞・ラジオ等のメディア出演も行っている。元小学校教員。2021年度教育出版中学国語教科書にコラム掲載予定。All About ITリテラシーガイド。
https://allabout.co.jp/gm/gp/1681/
http://akiakatsuki.hatenablog.com/

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