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シンクロニシティとはどんな現象? なぜ起こるのか心理学の観点から解説

高見綾(心理カウンセラー)

連絡をしようと思っていた人から連絡が来た、会いたいと思っていた人に会えた。そんな偶然のような出来事が、実は偶然ではないかもしれません。心理カウンセラーの高見綾さんいわく、それは「シンクロニシティ」が起きているのだそう。シンクロニシティとは一体何なのでしょう?

近年、「シンクロニシティ」という言葉が一般的に使われるようになったので聞いたことのある方は多いと思います。

ですが、具体的にどういった意味なのかご存知でしょうか?

「シンクロニシティ」とは、どういった事例のことをいうのか、そしてどうして起こるのかについて心理学の観点から詳しく説明します。

シンクロニシティの意味

まず、シンクロニシティとはどういったものなのか、意味を確認していきましょう。

シンクロニシティを辞書で調べると『虫の知らせのような、意味のある偶然の一致。心理学者ユングが提唱した概念。共時性、同時性、同時発生(出典:デジタル大辞泉・小学館)』と出てきます。

この定義だと少し分かりにくいと思いますが、シンクロニシティは誰にでも起こり得る現象で、簡単にいうと「自分が思っていることが、たまたま何らかの形で現実になること」です。

例えば、「すてきな異性と出会いたいと思っていたところ、たまたま出会った人と出身地が同じで意気投合し、その人を起点に芋づる式に出会いが広がって、ついに結婚相手と出会うことになった。しかも結婚相手も、同じようなタイミングで彼女が欲しいと思っていた」など、理屈では因果関係を説明できないような出来事が起こったりします。

偶然だと片付けるにしては高い確率で起こるため、これを心理学者のユングは「意味ある偶然(シンクロニシティ)」だと定義しました。シンクロニシティが起きたということは、何か意味があるということであり、どのような目的があって起きたのか考えることが重要だとされています。

余談ですが、心理学ではなく、スピリチュアルなど精神世界の分野では、シンクロニシティが起きた時は、引き寄せも起こりやすいといわれています。

「ふと」「たまたま」「なぜかそう感じた」というような、論理的に説明がつかない感覚は宇宙からのメッセージだとされており、自分の波動を高めることでさまざまなタイミングが良くなり、シンクロニシティが頻繁に起こるようになるといわれています。

次ページ:シンクロニシティの具体的な事例・現象

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