予知夢の意味とは? 種類と見分け方・具体例
予知夢とは、まだ見ぬ未来をあらかじめ知れる夢のこと。恋愛や運命の人の訪れ、結婚、妊娠。こんな予兆を告げる予知夢の特徴とは? 占い師のマリィ・プリマヴェラさんが予知夢の意味と特徴、具体例を解説します。
予知夢という言葉を聞いたことはありますか?
運命の人の訪れを告げる夢、結婚や妊娠を告げる夢、恋人の浮気を教える夢など、その内容はさまざま。
予知夢とは一体どんなものなのでしょうか。今回は、その正体と見分けるための特徴を解説していきます。
- 予知夢の意味とは
- 予知夢の種類
- 予知夢を見分ける5つの特徴
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こんな夢を見た! これってもしかして予知夢?
- (1)元恋人と再会・復縁する内容の夢は「予知夢ではない」
- (2)妊娠する内容の夢は「予知夢ではない」
- (3)結婚相手(知らない人)に会う内容の夢は「予知夢の可能性あり」
- (4)昔の知人と再会する内容の夢は「予知夢ではない」
- (5)忘れ物をする内容の夢は「予知夢ではない」
- (6)宝くじに当たる内容の夢は「逆夢の可能性あり」
- (7)いじめに遭う内容の夢は「予知夢ではない」
- (8)事故に遭う内容の夢は「予知夢ではない」
- (9)火事になる内容の夢は「予知夢ではない」
- (10)溺れる内容の夢は「予知夢ではない」
- (11)怪我をする内容の夢は「稀に予知夢の可能性あり」
- (12)誰かが死ぬ内容の夢は「予知夢ではない」
- (13)自分が殺人をする内容の夢は「予知夢ではない」
- シーン別「○○を知らせる予知夢」の具体例
- 予知夢の存在を信じ、夢にふさわしい行動を
予知夢の意味とは
予知夢とは、文字通り、まだ見ぬ未来を「あらかじめ知ることができる夢」のこと。つまり、未来を予測する夢です。読み方は“よちむ”です。
夢からの未来予知のメッセージと呼んでもいいでしょう。
後述しますが、これにはいくつかの種類があり、夢で見たことが現実になるパターンもあれば、夢と真逆のことが現実になるパターンなどもあります。
予知夢は本当に存在する?
予知夢が本当に存在するのか、実は誰もそれを証明していません。
しかし、夢占いの観点からは「予知夢は存在する」とはっきりと言い切ることができます。
というのも私たち人間の心の奥深くには、全く意識していない潜在意識というものがあり、この潜在意識は自分自身の感情、他人の気持ちなどをしっかりキャッチしているのです。
そういったことを統合すれば、未来に起こりうることも予測できるというわけです。
また動物は地震などの異変を事前に予知していると言われますが、私たち人間も動物の仲間。同じような能力が生来、備わっているはずです。
こういったことも予知夢が存在する証拠の一つと言っていいでしょう。
予知夢を人に話すとかなわなくなるって本当?
良い内容の予知夢を人に話すとかなわなくなるという話を聞いたことがあるかもしれません。それはどうしてでしょう?
私たちは潜在意識からの働きかけによって夢を見ます。普段は全く意識していない心の奥深くには潜在意識というものがあって、その潜在意識から何らかの信号が送られ、それが夢という形になって表れるという考え方です。
逆に、心の奥深くに潜んでいる潜在意識に何かの働きかけをすれば、潜在意識そのものに変化が起き、その変化した潜在意識から新たな信号が送られ、夢となり、また私たちの在りようも変わってくるとも言えます。
もし予知夢を人に話すと、人はそれなりの反応をするでしょう。その反応は潜在意識に働きかけます。とりわけ否定的な反応を取り込みやすいのが潜在意識です。
よく言われる話ですが、試験に合格した夢を見た場合。それを人に話した時、相手が「あなたにそんな実力があるはずがない」「意外だ」という反応をしたとします。
するとその否定的な反応によって潜在意識に「試験には合格しない」とインプットされる。よって、自分自身は「不合格」という意識を持つことになります。
あげくに、どうせ不合格なのだからと勉強をさぼったりして、その結果、試験に落ちてしまうことになる。こんな仕組みがあるのです。
ですから、良い内容の夢ほど人に話さない方がいいということになるわけです。
予知夢の種類
スピリチュアルな世界において、予知夢は以下6つの種類があります。ここでは、それぞれの意味を詳しく解説していきます。
(1)正夢
(2)吉夢
(3)警告夢
(4)凶夢
(5)逆夢
(6)霊夢
(1)正夢
正夢とは、夢で見たこととそっくりのことが現実の世界にも出てくる夢。
正夢となる場合、夢を細部まで鮮明に覚えているのが特徴です。また現実の生活の中で「あ、夢で見たことだ!」と思い当たるような夢でしょう。
予知夢と正夢の違いについて聞かれることがありますが、正夢は予知夢という大きなくくりの中のカテゴリーのひとつだと考えると良いでしょう。
(2)吉夢
おめでたい夢、縁起の良い夢で、幸運を予兆する夢のことです。
吉夢を見ると運気がアップし、ツキを感じるようになるでしょう。そして人生が発展していきます。
吉夢の見分け方は簡単で、夢が好印象だったかどうかがポイント。目覚めた後も気持ちが良い、楽しい、晴れやかだと言う場合は、吉夢の可能性が高いのです。
(3)警告夢
その字のごとく、私たちに対して警告を発している夢のこと。
本能的に何らかの危険を察知し、それを夢という形で自分自身に知らせているのです。怖い夢、不気味な夢が多いです。
(4)凶夢
凶夢は吉夢の反対で、縁起の悪い夢であり、運気ダウンを伝えている夢です。
夢に出てくるシンボルが縁起の悪いものであることは言うまでもありませんが、だからといって縁起の悪いシンボルが出てきたら全てが凶夢というわけではありません。
夢の内容をしっかり分析した上で凶夢・吉夢を見分けてください。
(5)逆夢
逆夢とは、夢で見たこととは反対のことが現実世界で起きる夢。
試験に合格する夢(現実では試験に落ちる)、財布をなくす(金運がアップする)などの夢が代表的です。自分の願望が逆夢となるケースが多いようです。
(6)霊夢
霊夢とは、先祖や神仏のお告げがある夢。
先祖、神様などが夢に現れた場合、また偉人など現実には会うことができない人が何かを伝えている夢だったら、霊夢と考えていいでしょう。
▶次のページでは「予知夢を見分ける5つの特徴」を紹介します