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心理カウンセラーが教える緊張をほぐす方法

笹氣健治(心理カウンセラー)

普段から緊張しない人になるための2つのポイント

緊張するかしないかは自分自身にかかっていますが、ポイントは2つあります。

(1)経験を積む

一つは経験を積むこと。

新人よりベテランのほうが緊張することが少ないのは、場数を踏んでいるからです。同じことを何度か繰り返しやるうちに自然に自信がついてきますし、場慣れして不安も感じなくなります。

ですので、初めのうちは緊張するかもしれませんが、頑張って積極的にチャレンジを繰り返すことで、ちょっとやそっとのことでは緊張しない人になっていきます。

(2)考え方を見直す

もうひとつのポイントは考え方を見直すことです。

悲観的に考える、周囲の目を気にしすぎる、極端な考え方をするといった傾向がある人は、それを改める努力をすることで、それほど緊張を感じなくなるようになります。

そのためには、心理に関する本やセミナーで学んだり、カウンセラーに相談したりすることが役立ちます。

緊張するときほど成長のチャンス

緊張するのは「うまくやりたい」「失敗したくない」という意識が強いからであり、それは、成功に対する意欲の表れだといえます。その意欲は、成功をつかみ取るためには必要不可欠なものです。

そして、成功するためには失敗から学ぶことも必要ですので、ぜひいろいろなことに積極的にチャレンジして自分を成長させていってほしいと思います。

(笹氣健治)

※画像はイメージです

※この記事は2020年04月21日に公開されたものです

笹氣健治(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

メンタルトレーナー・心理カウンセラー
1967年生まれ。国際基督教大学を卒業後、NTT(東京支社)に入社。その後、地元の仙台に戻り、スポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感して心理カウンセリングを学び、現在は、ストレスやコミュニケーション問題の解消をテーマにした講演やカウンセリング、目標達成のためのメンタルトレーニングを行っている。『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)など、著書19冊。

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