満たされない毎日を変える5つの習慣
人は「満たされない」という気持ちをなぜ抱くの? マジシャン&催眠心理療法士の浅田悠介さんが心理の裏側を解説。満たされない毎日と向き合う5つのコツを紹介します。
「なんか、こう、ちゃんと言葉にできないんだけど……」
・足りない気がする
・何か違う気がする
・不幸せなわけじゃない
・ある程度充実してるはず
・でも、このままじゃダメな気がする
正体不明の感覚ってありますよね。胸のなかにぐるぐる残ってる感じ。ちょっとネガティブなトーンで。
あえていうなら、そう、満たされない気持ち、かもしれません。
今回のテーマは「満たされない気持ち」です。ちょっと正体を探ってみましょう。
目次
満たされない気持ちの正体とは?
満たされない気持ちの正体は「人生そのもの」だといってもいいでしょう。
ちょっとブッ飛んだ感じでごめんなさい。しかし、これは2500年前にお釈迦様が、悩みに悩んだのと同じことだと思うのです。
あえて言うなら自分の欲求すべてが「満たされない」というわけですね。
全ての欲求は満たされなくて当たり前?
ある意味、当たり前のことです。
そして、おそらく永遠に満たされることはないのでしょう。
私たちのなかには、食欲、性欲、睡眠欲、承認欲求、支配欲求、自己実現欲求――ざっと箱につまったキャラメルのように数ダースくらいの欲求がうずまいていますし、それぞれが言うことを聞いてくれないからです。
アラブの石油王だって、ローマ法王だって、GACKTだって、ドラえもんだって、アメンボだって、何かに悩んでいるのです。
満たされないから人生は面白い
しかし、だからと悲観しちゃいけませんよ。
およそ満たされない気持ちがなくなることはない。
だからこそ「満たされない気持ちとどのように向き合うか?」に人間性が表れるのです。それが人生の面白さではありませんか。