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悪化する前に! コミュ障の原因と治し方

笹氣健治(心理カウンセラー)

コミュ障レベル別の悩み

コミュ障には、コミュニケーションがちょっと苦手という軽度のものから、誰かに会う可能性のある外出をするのが困難といった重度のものまであります。

レベルを3段階に分けてそれぞれの症状や悩みを解説します。

軽度:まわりの人から見てコミュ障だとわからないレベル

他人からはコミュ障とは思われていないのですが、自分ではそうだと思っているのがこのレベル。

表向きは普通に会話できていますが、本人には相当なストレスがかかっています。

会話が続かなくて気まずい思いをする、雑談や打ち解けた会話が苦手、といったように人知れず悩んでいます。

中程度:人見知りやあがり症に悩むレベル

初対面の人と話すと心臓がバクバク、赤面したり汗が出ることも。人前で話すなんて絶対に考えられず、指名を受けても頑なに拒否する。

このレベルになると、周囲から「この人はコミュニケーションが苦手なんだな」と認識されます。内勤はできても接客業は務まらないことも。

重度:ひきこもりのレベル

苦手を通り越して、コミュニケーションがまったくできないレベルです。

人と話すことが怖い、買い物で店員に話しかけられるのも無理。できることならば、誰とも接することなく生きていたいという人です。

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