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目の疲れが肩こりにも影響!? 眼精疲労の解消法とは?

久保木香織

肩こりをもたらす、目の疲れの解消法とは?

目が疲れる原因と、目の疲れが肩こりをもたらす関係性を教えていただきました。次に、目の疲れを解消する方法を伺いました。

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目薬の点眼

ドライアイが関与していることが多いので、目薬の点眼による保湿をオススメします。最近は、ドライアイでもいろいろなタイプに分けられ、点眼薬の種類も豊富なので、眼科を受診して的確な点眼薬を処方してもらいましょう。

保温

ホットタオルやホットアイマスクで目の周りを温めると、血行がよくなり筋肉をほぐす効果があります。目の周りの筋肉のコリも温めてほぐすと気持ちよくなります。スマホやパソコンを長時間使用する場合は、1時間おきに10分ほど目を閉じて休ませ、眉まわり、まぶた、目頭あたりを温めるといいでしょう。まぶたを温めることで、涙をコーティングする油膜の役割を持つマイボーム腺の機能が改善されるため、ドライアイにも効果があります。ただし、何らかの原因で充血していたり、炎症が疑われる場合は、温めることはオススメできないので眼科で一度充血の原因を診てもらうのがよいでしょう。

ツボ押し

目が疲れたら目頭と鼻のつけ根の骨との間にある「睛明(せいめい)」、瞳の中心の下で、骨の縁に沿ったくぼみにある「承泣(しょうきゅう)」というツボを押したり、温めたりしましょう。目のまわりだけでなく、肩先と首の真ん中にある「肩井(けんせい)」、首の後ろの生え際付近にある「天柱(てんちゅう)」というツボも血行を促進し、疲れ目を和らげるのに効果的です。

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