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日焼けで赤くなるのはなぜ? 赤みや痛みを消す方法を皮膚科医が解説

土屋 佳奈

日焼け後のアフターケア

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日焼けをすると、いつまでもヒリヒリとした痛みが長引いたり、かゆくなったりしますよね。また、そのままシミになってしまう場合もあります。日焼け後の正しいアフターケアの方法について、土屋先生に教えていただきました。

痛みやかゆみを和らげる方法

土屋:日焼けした肌は熱を持っています。ほてりが取れるまでは十分に冷やしましょう。そのあとは、低刺激性の保湿剤を使ってしっかりと保湿してください。ちゃんと保湿することで、日焼け後の痛みやかゆみを和らげることができます。肌に刺激を与えないように、ゆったりした洋服を着ることも大切です。もし痛みが引かなかったり、水ぶくれができてしまったりした場合は、皮膚科を受診しましょう。

シミを作らない方法

土屋:シミを作らないためには、肌のターンオーバーを促すことが大切です。低刺激性の保湿剤でしっかり保湿しながら、肌のターンオーバーを促すために、睡眠時間を確保してしっかり栄養を摂取しましょう。特に、抗酸化作用のあるビタミンCを含む食品(パプリカやブロッコリーなど)を積極的に摂ってください。また、ビタミンCの吸収を助ける働きのあるビタミンE(ナッツ、アボカドなど)も一緒に摂るようにしましょう。

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