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日焼けで赤くなるのはなぜ? 赤みや痛みを消す方法を皮膚科医が解説

土屋 佳奈

日焼け直後の対処法

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外出先で日焼けしてしまったとき、できればすぐに対処したいですよね。すぐにできる対処法について、土屋先生に教えていただきました。また、日焼けが原因でできる赤いぶつぶつについても、解説します。

日焼け直後に行いたいこと

土屋:皮膚が赤くなってヒリヒリと痛むのは、皮膚がやけどしている状態です。炎症を抑えるために、なるべく早く冷やすようにしましょう

冷たい氷水で濡らしたタオルや、薄いタオルを巻いた保冷剤で患部を冷やしてください

身体

日焼けした範囲が広い場合は、冷たいシャワーを浴びるのがよいでしょう。外出先などでは、冷たいペットボトルを使って冷やすのもおすすめです。ヒリヒリが治まるまでしっかりと冷やしたら、低刺激性の保湿剤を使ってしっかり保湿しましょう

赤いぶつぶつの正体は?

土屋:紫外線によるアレルギーで、じんましん(日光じんましん)、赤いぶつぶつや水ぶくれ(多形日光疹)、かゆみなどが起きる場合があります。これらは誰もが発症する可能性のある病気です。

日光じんましん

日陰や屋内に入れば30分くらいで自然と消えます

多型日光疹

赤いぶつぶつや水ぶくれの場合は、日光を浴びないようにすることが最も効果的です。日焼け止めクリームや日傘などを積極的に活用しましょう

また、上記のどちらにも当てはまらない場合もあります。症状が出た場合は、一度専門の医療機関を受診してください。

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