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生理中の飲酒はOK? お酒による影響と注意点

尾西芳子(産婦人科専門医)

生理中、飲酒をする場合の注意点

医師の視点から「生理中に飲酒をしてはいけないということはない」と教わり、安心した女性も多いのではないでしょうか? とはいえ、生理中の飲酒により、生理痛や貧血など特有の体調不良を起こす可能性は否めません。では、生理中に飲酒をする際は、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

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飲み方のコツ

生理中にかかわらずですが、特に生理中は脱水に気をつけてチェイサーを置くようにしてください。お酒→お水→お酒→お水と交互に飲むようにしましょう。

飲酒前や飲酒後、鎮痛剤を飲んでもOK?

鎮痛剤の種類にもよりますが、基本的には飲酒前後の服用は避けたほうがいいでしょう。というのも、お酒もお薬も肝臓や胃に負担をかけるため。胃潰瘍や肝障害などを起こしてしまうことがあります。内服したい場合は、飲酒前後2~3時間は空けるようにしましょう。

ピルの服用中、飲酒をしてもいいの?

ピル服用中の飲酒は可能です。ただし、内服後2時間以内に嘔吐してしまったり、下痢が続いたりする場合は効果がなくなってしまうので気をつけてくださいね。

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