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総合内科専門医に聞く! 「むくみ」が悪化するNG習慣と改善法

川嶋朗

朝起きたときに顔がパンパンにむくんだり、夕方に脚がむくんで靴がキツくなったり……なんて経験は、女性なら一度はあるはず。多くの女性が悩んでいる「むくみ」ですが、体にも悪そうだし、見た目もすっきりしないので、できることなら改善しておきたい症状ですよね。そこで今回は、医学博士で東京有明医療大学教授、日本内科学会認定総合内科専門医の川嶋朗先生に、むくみの原因と対策について教えてもらいました。

<むくみの基礎知識>

■「むくみ」って何?

むくみとは、血管の外側にあるサードスペースと呼ばれる部分に、水分が過剰にたまった状態のことを言います。体が正常なときは、心臓から送り出された血液が動脈を通って栄養素・酸素・水を組織に送り、静脈やリンパ管を通って心臓に戻ってきますが、その血液が戻るときに帰り道が阻害されてしまうと、サードスペースに余分な水分がたまり「むくみ」になってしまいます。

■むくみやすい体質って? 体がむくむ原因とは

むくみやすいのは、筋肉が比較的少ない女性、すなわち虚弱体質の人。なぜなら、血液を心臓へ戻すためのポンプ代わりになる骨格筋が少ないためです。さらに、がんなどでリンパ節を切除した人も、血液が戻れなくなるため、むくみやすくなります。

また、体の中に血管・リンパ管を圧迫する障害物がある人も、むくみやすいです。その障害物とは、セルライトや脂肪、おなかの中にいる赤ちゃんなどのこと。肥満の人や妊婦がむくみやすいのは、物理的に血流・リンパ流を阻害する障害物があるためです。

ただ、地球の重力がかかっているので、基本的には立っていれば、上半身よりも下半身がむくみやすいですし、朝起きたときは顔や背中がむくみます。

【次ページ】今すぐチェック! むくみが悪化するNG習慣6つ 

川嶋朗

北海道大学医学部医学科を卒業、医師。東京女子医科大学大学院医学研究科修了、医学博士。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学。2003年、日本の大学病院初の統合医療診療を行う「東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック」を開設し、所長に就任。

東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科 教授。東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当。日本内科学会認定総合内科専門医。日本統合医療学会(IMJ)理事、認定指導医。

著書に、『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)、『冷え取り美人』(アスペクト)、『太らない病気にならない体のつくり方』(実業之日本社)、『やせる!冷え取り習慣66』(講談社)、『体を温めて健康になる100 の法則』(リイド社)、『冷えとりの教科書』(マイナビ)などがある。

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