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人前で緊張してうまく話せない! あがり症に効果的な漢方薬とは?

J子さんには、漢方薬と同時に抗うつ剤を処方。2週間ほどで手足のふるえがおさまってきたので、抗うつ剤を減薬し、その後は基本的に漢方薬のみを半年間服用しました。

~半年後~

玉木先生「いかがですか?」
J子「以前は会議前から会議が終わるまで震えっぱなしでしたが、最近は緊張することがすくなくなりました。同僚からも、『最近よく発言するようになったね』って言われてうれしかったです」

玉木先生「それは良かった。そろそろ薬を減らし始めてもいいかもしれませんね」
J子「はい……!」

~その後、ある日のI美とJ子~

I美「J子、最近雰囲気が明るくなったみたいだよ」
J子「そうかな? 会議ではよく発言するようになったって先輩からも褒められたけど……。I美は最近落ち着いたみたいに見えるよ」

I美「赤面することが減ったからかな。前は顔が赤くなると、それが嫌で必死に隠そうとパニックになっていたし」
J子「漢方薬とカウンセリングのおかげで、気持ちが変わって良かったね」

I美「うん、赤面症は、もう一生治らないのかもって思っていたからうれしいな」
J子「緊張って誰にでも多かれ少なかれあるものだから、病院に行くほどでもないかも……って思っていたけど、極度の緊張で悩んでいる人がいたら教えてあげたいね」

I美「一人で悩んでいるより、相談してみるべし、だね」
J子「だね!」

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

(取材協力:玉木優子、制作:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.08.09)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

玉木優子 たまき・ゆうこ
北里大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、筑波大学附属病院、北里研究所附属東洋医学総合研究所などを経て、2008年に東京・自由が丘にたまきクリニックを開設、院長に就任。

※この記事は2014年09月26日に公開されたものです

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