お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

あがり症・赤面症の克服方法は? なんと漢方薬で治る!?

人前に出て話すときや、大事な仕事の直前など、緊張して不安を感じたり、動悸が激しくなってしまうことは誰にでもあるもの。でも、これが極度の場合になると、「社交不安障害」という病名で呼ばれることもあります。I美とJ子も、ときとして過度に顔が赤くなってしまったり、ひどい緊張感を覚えることに悩まされています。2人の症状は、漢方薬で改善できるのでしょうか?

I美「はあ……」
J子「I美、元気ないね。どうかした?」

I美「今日もプレゼンで失敗しちゃって。私、緊張すると顔が真っ赤になっちゃうんだ。顔が熱くなるから自分でも『今、真っ赤だ』ってわかって、それが気になって余計に緊張しちゃって悪循環……。今もまだ顔が赤いでしょう?」
J子「うーん、そんなに気にすることないよ。顔が赤くなるのがかわいいって言われることもあるし」

I美「でも、もう社会人だし、そういう年齢でもないかなあと思って……」
J子「私も、顔が赤くなることはないんだけど、かなり緊張しちゃうほうなんだよね」

I美「そうなの?」
J子「うん。会議で話すときに声が震えたり、ホワイトボードに字を書くときに手が震えたりしちゃって。回数を重ねれば慣れるかなって思ってたんだけど、全然よくならないんだよね……」

I美「そっかぁ。どうすればいいんだろうね」
J子「うーん……」

そんなとき、同僚のG美たちが「体質で悩んでいることがあったら、漢方薬外来に相談してみるといい」と話していたことを思い出した2人。早速、漢方薬外来に向かいました。

診察していただくのは自由が丘にある「たまきクリニック」の玉木優子先生です。まず、I美から診察室へ入ります。

I美「こんにちは」
玉木先生「こんにちは。(問診票を見ながら)緊張で顔が赤くなってしまうことがある、ということですね。症状を詳しく教えてください」

I美「そうなんです……。学生時代にみんなの前で話をする機会があったときに失敗してしまったことがあって、そのころから、人前で話すのが苦手です」
玉木先生「話そうとすると、顔が赤くなってしまう?」

次ページ(I美さんの問診票、あなたの傾向と似てる? 似てない?)

次のページを読む

SHARE