あがり症・赤面症の克服方法は? なんと漢方薬で治る!?
I美「そうです。赤面してしまうし、すごく動悸が激しくなります」
玉木先生「胸が詰まるような感じがしますか?」
I美「はい。喉がふさがるような感じというか……冬でも冷や汗が出ます」
玉木先生「なるほど……」
I美さんの体質や体の悩みをまとめると……
・昔から人前に出ることが苦手だが、学生時代の失敗をきっかけに、さらに緊張するようになった
・顔が赤くなってしまい、その状態が数十分間直らない
・喉が詰まるような感覚がある
・動悸が激しくなる
I美さんの初診問診票はこんな感じです。あなたの傾向とは似ている? 似ていない?
玉木先生「I美さんには半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を処方します」
I美「それはどんな漢方薬なのですか?」
玉木先生「緊張で顔が赤くなってしまう症状(赤面症)は社交不安障害のひとつと考えられることがあります。半夏厚朴湯は、こういった対人不安やあがり症に用いることが多い漢方薬です」
玉木先生の初心者講座
半夏厚朴湯は、過呼吸やパニック症状の場合にも用いることがあります。
I美「そうなんですね。赤面症が治るんでしょうか?」