【助産師解説】つわりのピークはいつまで?<ママ体験談>

【助産師解説】つわりのピークはいつまで?<ママ体験談>

妊娠に伴うサインのひとつである「つわり」。この気持ち悪さはいつまで続くの……と不安になる人も多いことでしょう。今回は、実際につわりを体験されたママから聞いた「つわりのピーク」「つわりがいつまで続いたか」についてお伝えします!


この記事を解説してくれた先生
看護師、助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント。 葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は東京で「すみれ出張助産院」を開業している。
HP:https://sumire-josanin.com/

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つわりのピークはいつだった?いつまで続いた?~ママ体験談

妊娠中、多くのママが体験するつわり。ただしそのピークや持続期間については個人差があります。まずは実際につわりを経験したママ達に、その時の様子を聞いてみることにしましょう。

3ヶ月に入るころ、入院

3人とも2ヶ月に入る頃から始まり、4ヶ月に入る頃おさまりました。その間の2ヶ月間は毎日吐き気との闘いで毎日がピークの感覚です。2番目の子で3ヶ月に入る頃1週間、3番目の子で3ヶ月に入る頃から1ヶ月入院しました。
(40代、娘3人)

3~4ヶ月が一番のピーク

長女、次女ともに妊娠がわかった8週くらいからつわりが始まり、5ヶ月ごろに落ち着きました。ずっと辛かったですが、特に3~4ヶ月が一番のピークと記憶しています。食べつわりと吐きつわりのコンボがつらかった。
(30代、長女10歳・次女7歳、正社員)

ムカムカは9ヶ月まで続いた

つわりは妊娠4週目~5週目ごろに始まりました。結局妊娠後期の9ヶ月くらいまでムカムカがありました。あまり食べられず体重が減ってしまい、出産直前の体重は妊娠前から2kg増で終わりました。
(40代、長男2歳、会社員)

安定期前には落ち着いた

私の場合、つわりの時期は3ヶ月~安定期に入る直前くらいまで。特にピークとかはなく、まんべんなくつらかったように思います。においがきっかけで吐きづわりがあり、あまり食べられない期間もありました。つわりの時期は眠気もすごかったです。
(20代、長男1歳、会社員)

つわり開始から3ヶ月間、ずっとピーク

長男は妊娠2ヶ月から、次男は妊娠とわかる前から始まりました。ピークはつわりが始まってからずっと。空腹になると吐き気がして、食べ過ぎると吐き気がするというのが3ヶ月間は続きました。
(40代、長男7歳、次男5歳、会社員)

1ヶ月間のピークの後、徐々に楽になった

つわりのピークは始まったその日(妊娠2ヶ月のはじめ、5週目)から、まるまる1ヶ月。その間はピークとかなく、ずーっと一定の強さで気持ち悪かったです。ある日、なんだか今日は気分が楽だなという日があり、その後は緩やかな右肩下がりの波を描きながら2週間程度かけてつわり症状が楽になりました。
(20代、長女2歳・長男0歳、会社員)

戌の日の頃には食欲回復

つわりの最中は吐き続け、昨日より今日、今日より明日…と毎日が気分最低の記録を更新している状態で、いつがつわりのピークなんだ! もしかしたらまだピーク前なのかもしれない! と底が見えない恐怖におののいていました。結局、いつつわりが終わったのか記憶が定かではないのですが、戌の日の安産祈願で両家が集まった時にはごちそうをバクバク食べていたので、4ヶ月の終わりごろにはつわりを忘れる程度にはすっかり回復していたということだと思います。
(30代、長男5歳・長女1歳、会社員)

【助産師解説】つわり中の仕事はどうした?休んでOK?乗り切り方<ママ体験談>

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/1302

気持ち悪い、吐いてしまう、食べていないと気分が悪い……そんなつらい症状がある「つわり」。しんどいときはゆっくり休んでとは言われるけれど、働いている場合はどうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。「つわりで会社を休んでも大丈夫かな?」「つわりの時期の仕事、どう乗り切る?」今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。

助産師、坂田先生の解説

つわりは「妊娠によって生じる、消化器系症状が中心となる症候」です。 妊娠に伴う身体の変化のひとつですから、その症状やピークについて、知識をつけておきましょう。また、つわりの中には注意が必要なケース(妊娠悪阻)があるため、こちらについても解説します。

つわり、ピークはいつ? つわり症状はいつまで続く?

つわりの主な症状は吐き気(悪心)や嘔吐です。しかしこれだけでなく、全身のだるさや眠気、食欲不振、唾液の増加、食べ物の好みの変化として現れる場合もあります。

症状の出現は「妊娠5~6週頃」が一般的とされ、 妊婦さんの50~80%が経験するとされます。 経産婦 さんより初産婦さんに多いと言われています。妊娠8~10週をピークとして、妊娠12週〜16週頃までに症状が落ち着くことが多いでしょう。

なお、妊娠後期になっても胃がムカムカするような消化器症状がある場合もあり、そのことを「後期つわり」と表現しているのを見かけますが、医学的にはこのような言葉はありません。

つわりの際の注意点

つわりは一過性で終わりが来ます。症状の出現が早朝空腹時など、限定的であることも特徴の1つです。一方、つわりの症状が進み、以下に当てはまるようであれば「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の可能性があります。

・頻回(1日5回以上 )な嘔吐が一日中続く
・食事や水分の摂取が難しい
・飢餓や脱水の状態(皮膚の乾燥・乏尿・動悸などの症状)
・尿中ケトン体が陽性
・5%を超える体重の減少

妊娠悪阻の場合、治療や入院が必要となるため、産婦人科を受診してください。

(文・構成:マイナビ子育て編集部、監修・解説:坂田陽子先生)

※画像はイメージです

※この記事は、マイナビ子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

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※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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