【助産師解説】これってつわり?つわり症状ってどんな感じ?<ママ体験談>

【助産師解説】これってつわり?つわり症状ってどんな感じ?<ママ体験談>

つわりのイメージは吐き気や嘔吐ですが、実はその症状には幅があるようです。今回は、実際につわりを体験されたママたちに、つわりの症状についてお伝えしたいと思います。つわりって、吐き気だけじゃないんです!!


この記事の解説助産師
佐藤 裕子先生
日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院の総合周産期母子医療センターで10年勤務。現在は助産院マタニティハウスSATOにて、妊娠から出産、産後のトータルケアを担っています。「日々ママや赤ちゃんに寄り添い、笑顔になってくれるのが何よりのやりがいです 」

つわり、どんな症状だった?? ~ママたちの声~

人によってあったりなかったり、ひどかったり軽かったりする「つわり」。始まる時期も出る症状も個人差があります。そこで、先輩ママたちに「つわり、いつから始まった?」「つわりの症状は?」について聞いてみました。

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※画像はイメージです

「スーパーで涙目」

「食べつわり」と「吐きつわり」の間ぐらいで、空腹になると吐き気がして、食べたら食べたで吐き気がして……。

何かを食べていないと吐き気がするのに、何を食べたら楽になるのかがわからず、スーパーでカートを押してぐるぐる回りながら、泣きそうになっていました。

(40代、長男7歳・次男5歳、正社員・事務職)

つわり中は、好きだったものを受け付けなくなったり、意外なものを食べたくなったり、変化が激しいですよね。つい昨日までは「これを食べるとすっきりする!」という必勝フードだったものが、今日になって急にNGになるなんてことも。泣きそうになる気持ち、痛いほどわかります。

「気づいたら夕方に」

においつわりや吐きつわりがあったりしましたが、一番つらかったのは眠気です。

起きていられないくらいの眠気が朝晩問わずありました。朝、夫を送り出して家事を済ませて一休み……のはずが、気づいたら夕方になっていたなんてことも、一度二度ではなく。自分でも信じられないくらいの体験でした。

(30代、長男10歳、フリーランス)

つわりの症状が現れやすい妊娠初期は、強い眠気に驚く人も少なくないようですね。ホルモンの変化により起こる生理的な現象と言われていますが、だるさが残ったりぼーっとしたりすることも。車の運転をする場合など、注意をしてくださいね。

「出産まで食べてばかりで〇kg増」

長男・長女とも典型的な食べつわりの症状で、お腹が少しでも空くと気持ちが悪くなるので、ひたすら食べてばかりいました。

結局、出産前まで食べ続け、20kg近く体重増。産婦人科で厳重注意を受けました。

(30代 長男 7歳・長女3歳)

つわりというと「食べると気持ち悪い」イメージが強いですが、意外と多いのが「空腹だと気持ち悪くなる」というケース。妊娠中は体重管理も重要なミッション。食べつわりがあると、体調だけでなく体重への影響も気になります。一回に食べる量を少しにするなど、なんとか乗り切りたいですね。

「水の銘柄指定」

気持ち悪くて、食べ物ものはもちろん、ペットボトルの水ですら限定的な銘柄しか受け付けませんでした。人工的な甘みや香料もダメでしたね。

(40代、長女1歳10ヶ月)

そうそう、つわりは食べ物だけではなく、受け付ける飲み物にも制限が出てくる場合もあるのです。「牛乳だけは大丈夫」「麦茶だけは絶対飲めない」「薄めたスポーツ飲料が命綱」など、人によってOK・NGドリンクがあるようなので、試してみてください。特に嘔吐が激しいときは脱水にも注意です。

「ティッシュを大量消費!」

よだれつわりというやつで、唾液がたくさん出て、ティッシュを口に当てては捨てていました。

(40代、長男9歳・長女6歳)

つわりが起きやすい妊娠初期に唾液がたくさん出るのは、よくみられる症状のようです。たくさん出る上に、飲み込むのもつらく……。普段は感じない自分の唾液がまずく感じ、吐きだそうにも人前だと難しいですよね。「飴をなめるとつばを飲み込みやすかった」という体験談もありました。

「野菜売り場が鬼門」

ほぼ無いに等しいくらい軽いつわりでした。

でもなぜかスーパーの野菜売り場だけ毎回吐き気をもよおすので、旦那に行ってもらっていました。

(30代、長男2歳、正社員)

つらいときは誰かに甘える! それでいいんですよ~。産後すぐや子育てで忙しく出かけられないとき、パパがしっかりお買い物できれば頼もしいですよね。

「義実家でつわりスタート」

生理予定日だったクリスマスの日、早くから使える妊娠検査薬で陽性反応が出ました。かねてより冬休みに入ったら遠方の義実家に帰省を予定していて、体調も悪くなかったので夫婦共々飛行機で向かいました。

そして大晦日。もち米が炊けるにおいにグワッと吐き気を感じ、そこから待ったなし、つわり生活に突入

実家ではいろいろ気を使ってもらい無事過ごせましたが、問題は帰りの飛行機

もともと乗り物酔いしやすい体質だったからか、心配する夫の問いかけに答えることもできず、目を開けていることさえできず、震える手でエチケット袋を口元に当てたまま、1時間ちょっとのフライトを耐えしのぎました。

空港に着いてからも、CAさんが手配してくれた車いすで移動。歩くことさえ難しいほどの体調不良を土産に帰京しました。

(30代、長男8歳・次男2歳、会社員)

「つわりの症状は乗り物酔いに似ている」との体験談もありました。つわりと乗り物酔いのダブルパンチは、想像するだけで恐ろしい……。

※マイナビウーマン子育て調べ 調査日時:2019年1月28日~2月4日

助産師・佐藤裕子先生からママたちへのアドバイス

妊娠するとみんなつわりになる?

妊娠したからといって、妊婦さん全員につわりの症状が現れるわけではありません。割合としては、妊婦さんの50~80%がつわりになるといわれています。

つわりってどんなかんじ?つわりの症状って?

つわりは以下のような消化器の症状が出ることが多いです。

 ・胸がむかつき、吐き気をもよおす(悪心)
 ・吐く(嘔吐)
 ・食欲がわかない(食欲不振)
 ・食べ物の好みが変わったり、偏ったりする(食嗜変化)


上記以外の症状が出る人も多く、感じる強さにも幅があります。

また、ママたちの間では、妊娠初期に起きやすい変化も合わせて、以下のようなつわりの種類があるといわれているようです。

「吐きつわり」:気持ちが悪く吐き気を感じる、吐く
「食べつわり」:空腹だと気持ち悪くなる
「眠りつわり」「寝つわり」:寝ても寝てもまだ眠く、強い眠気がある
「よだれつわり」「唾液つわり」:唾液がたくさん出る、飲み込めない
「においつわり」:においに敏感になる、平気だったにおいがダメになる

なお、医学的には眠気や唾液が多いなどの症状をつわりとは呼びませんが、これらもつわり同様、妊娠初期のホルモン変化が影響しているものと考えられます。

つわりの症状、ひどくなると?

つわりは妊娠5~6週目から始まり、妊娠12~16週ごろによくなってくる人が多いとされています。しかしながら、長引く人もいれば感じない人もいて、症状の感じ方にも差があります。
つわりが悪化し、水分や食べ物を受け付けず一日中吐いていたり、体重が激減(妊娠前の5%以上)したりした場合は、治療が必要な「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の可能性があります。つわり症状が強い場合は、産婦人科で相談しましょう。

つわりのつらい症状、少しでも楽になる方法を探しながら、乗り切ってくださいね。

(構成:マイナビウーマン編集部、監修:佐藤裕子先生)

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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