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【わらしべ11】大学時代のバイト仲間(男)・コミュ神さんからの紹介(2回目)

「出会いがな~い」と嘆いている女子に告ぐ! 出会いは“自分の手”でつくるべし! 本連載では、おとぎ話「わらしべ長者」にならい、自分がすでに持っている縁を使って、女性みずから「出会い」を手に入れる方法を、マイナビウーマン編集部梅子の体当たりレポートでお届けします。本連載を通じて「出会いがない」と口にする女子がいなくなることを願って……。

こんにちは。マイナビウーマン編集部の梅子です。

前回、「婚活疲れ」ならず「わらしべ疲れ」かも、と気弱な発言をしちゃった私ですが、一晩寝て起きたらそんなことはありませんでした。「なんだよそれっ」て声が聞こえてきそうですが、女の子ってそういう気まぐれなところがあるものですよね。さて、こないだと打ってかわって、今日は体中からパワーがみなぎり、今にもメンズに襲いかかりそうな勢いですよ!(※冗談です)

完全復活をとげた梅子は、このままラストまで駆け抜けるよ! みんな最後までついてきてくれよな! 今回はいよいよ11人目となる男性とのデートです。

わらしべ11 大学時代のバイト仲間(男)・コミュ神の紹介(2回目)

わらしべちゃん:コミュ神さん

梅子との関係:第4回目でも登場。梅子の大学時代のバイト仲間。知人の中でもダントツ交友関係が広いため、このたび2人目も紹介してもらうことに。

紹介してくれた人

●ケミストリーさん(29歳)

コミュ神さんとは高校時代のクラスメート。今でも月1で会う大の仲良し。大学では電気化学を専攻し、修士の資格を持つ。

レポート11 ケミストリーさん

●元カレにそっくりな男性登場で梅子大パニック!

「君、俺の元カノに似てる!」

かつて合コンで出会った男性に言われたこの台詞。当時の私は内心「だからなんだよ! どーゆー意味だよ」と反応に困ったのをすごく覚えています。似てる=タイプの顔なのか。好意を遠まわしに伝える新手の方法なのか……。結局最後までその真意がわからず、この出来事は私の海馬の奥深くに眠ることに。もう二度と思い出すことはないだろうと思っていました。それがまさか今回のデートで思い出すことになろうとは……。

待ち合わせ場所のレストランに現れた今回のお相手ケミストリーさんはなんと、元カレに激似!!!!!! とっても似ているので思わず「え、●●さん? 苗字変えたの?」とアホな質問をしてしまうほど。(元カレとケミストリーさんの苗字は違う)

そして驚きと興奮が冷めやらぬ私は、“あの”台詞を口にしていたのです。

「ケミストリーさん、私の元カレに似てる!」

……あのときの私同様、ケミストリーさんの顔に広がる困惑の色……。それを見て「やってしまった……」と思う私。

なんとなく変な空気になってしまった私たちでしたが、私に焦りはありませんでした。というのも今日の私には強力なバック(地上150メートルで東京タワーが望める、雰囲気抜群のレストラン)がついてるから!

「見てください~! 眺めがすごくきれいですよ~!」
「うわ、ほんとだね」

ロケーションに救われ、なんとか微妙な空気を乗り切りました。

●これって恋!? ドキドキが止まらない

話は少しそれますが、みなさんは“つり橋効果理論”って知っていますか? 揺れるつり橋を渡る恐怖のドキドキを、一緒につり橋を渡った相手へのドキドキだと勘違いすることを言うそうですが、この日の私はケミストリーさんにドキドキしっぱなしでした。それはケミストリーさんが元カレに似ているから……というのもありますが、今回のデート場所がビル43Fにあるレストランだったからです。

加えて2人が座る席は目の前が一面ガラス張り! 眼前に広がる地上150メートルの夜景はとってもキレイだったけど、ビルの高さも充分に感じられるロケーションだったので、いつもとちがう場所にドキドキしっぱなしでした。そして初めてデートでこんなに高い場所に来たのですが、やっぱりロケーションって大切なんだなって実感しました。だって目に飛び込んでくる景色が普段とちがうってだけで、私のテンションはのっけからアゲ↑アゲ↑だったから。

さて、話がそれてしまいましたが、私のテンションを上げてくれたのはロケーションだけではありません。なんとケミストリーさん、デート前に本連載の1回目を読んで来てくれたと言うのです!

「最初の文がいいなと思いました。待ってる人、自分も嫌いなんですよ。周りの29歳の女性で、よく出会いがない~って言ってる人がいるけど、自分で出会いに行けばいいのにっていつも思ってて。でも梅子さんは自分で出会いに行ってるじゃないですか。だからいいなって。」

※第1回目で女子は「出会いがな~い」と愚痴るのではなく、自ら出会いに行くべしと力説した

きゃん。嬉しいーーーーー! 私のことをきちんと見てくれてた人がいるなんて! 女子からガツガツいくのはNGとか指南するモテ本もあるけど、そんな女子を好きって言ってくれる(好きとは言ってない)男性もちゃんといるんですね! だからGirls! 恥ずかしがらず明日からは共にガンガン行こうぜ!

●理系男子は予測不能で面白い!

恋愛スタンスで同じ考えをもつ私たちですが、ケミストリーさんは大学時代、「電気化学」を専攻していたバリッバリの理系の方でした。大学卒業後は院へ進み、企業と共同研究して、電気や電池に関する製品作りをしていたと言います。

「院時代は、電子回路の中に入ってるような「線」を企業と一緒に作ろうと取り組んでいました。アイフォンの中に使用されている電気の「線」分かりますか? あれってとても小さく細いんだけど、それをもっと小さくしたものを作ろうとしていました。結局製品化まではいかなかったけど、研究レベルで目標としていたゴールまでいきましたね。」

……なんか分からないけどスゴイ!! 理系の人の話は毎回さっぱり分からない私ですが(分からんのかぃ!!)、彼らと話すのは大好きです。だって私の知らない事を知ってるから尊敬できるし、考え方も私とちがって論理的なので、話すだけで勉強になる&すごく刺激を受けるから。

また、梅子調べによると「理系の人=小説を読まない」ことが分かっています。そこでケミストリーさんにもどんな本を読んでるか聞いてみると、

「読むのはやっぱり理系の本ですね。」

やっぱり小説読まないんかぃぃいいいい! (梅子心の声)

「数学の本が好きで。証明って覚えてますか? あれの大人向けの本があってそれを今読んでます。」

文系の人からすると、なにそれ本? 問題集なんじゃないの? と思ってしまうような本をやっぱり読んでいました(笑)。予想できない回答をしてくる。それが理系男子。これだから彼らとのデートは毎回楽しいです。

お酒が大好きで、最近の楽しみはもっぱら仕事終わりに行くバーでのひと時だと話すケミストリーさん。

「お酒はなんでも好きですが、やっぱり最後はウィスキーで終わらせたいなって。マッカラン18が一番のお気に入りです。」

ウィスキーを好むあたり中々渋いな~。そしてスコッチ派とはなかなかの飲兵衛とみた! バーボン派の私ですが、今度は2人でゆっくりウィスキーバーへ行きたいなと思ったのでした。

デートを終えて、梅子の評価は……

ユーモア:★★★☆☆
リーダーシップ:★★★☆☆
スマート:★★★★☆ 
サバイバル力:★★★☆☆
付き合いたいレベル:★★★★☆

理由:
元カレに似てるってことを抜きにして、とっても楽しい一夜でした。年が2個ちがいで近いせいもあり、ジェネレーションギャップなども特になく、素のままで話すことができました。素のまま、自然体ですよ! すごくないですか? ふつう初対面の人とデートするときってやっぱり緊張して見えない鎧を誰しもまとうじゃないですか。

とはいえ最初から私も素でいられたわけではありません。最初はやっぱり鎧を着てました。だけどケミストリーさんに「●●ちゃん」と、普段呼ばれている愛称で呼ばれた瞬間、鎧、脱げたよね。初対面ということもあるけど、今までデートした男性は私のことを「●●(苗字)さん」って呼ぶので、なかなか他人行儀な感じが最後までぬぐえなかったけど……。

ケミストリーさんがいつもの呼び名で呼んでくれたので、自然と「いつもの私」が引き出されました。恋をするとき「自然体でいられる相手」って大事な要素だと思うけど、ケミストリーさんは私を自然体でいさせてくれる、そんな男性でした。

To be continued……….

今回デートした場所はコチラ!

アーティストカフェ 外観

アーティストバー「C Maj7」

アーティストカフェ 内観

アーティスト カフェ 内観

おふたりだけにシェフからの宝石箱

おふたりだけにシェフからの宝石箱

星空と美食の8ピンチョス

星空と美食の8ピンチョス

牛・豚・羊

牛・豚・羊

おふたりで夜景を一望しながら食すイタリアンドルチェ盛り合わせ

おふたりで夜景を一望しながら食すイタリアンドルチェ盛り合わせ

バルコニーシート限定 ディナーコース「デュエット」※乾杯用スパークリングワイン付き 料金:16,200円(税込み/2名) 時間:18:00 - 23:00(L.O. 21:00) おふたりだけにシェフからの宝石箱 星空と美食の8ピンチョス スパゲッティ フンギ、ポルチーニ茸、フレッシュトリュフ 白ワインクリームソース 真鯛と海老のプランチャ ロメスコソース 牛・豚・羊 おふたりで夜景を一望しながら食すイタリアンドルチェ盛り合わせ パン、コーヒー または 紅茶 (※今回食べたコースの内容は2016年10月19日(水)までになります。20(木)からはコース内容がリニューアルします。)

バルコニーシート限定 ディナーコース「デュエット」※乾杯用スパークリングワイン付き
料金:16,200円(税込み※サービス料別/2名)
時間:18:00 ? 23:00(L.O. 21:00)
コース内容:おふたりだけにシェフからの宝石箱、星空と美食の8ピンチョス、スパゲッティ フンギ、ポルチーニ茸、フレッシュトリュフ 白ワインクリームソース、真鯛と海老のプランチャ ロメスコソース、牛・豚・羊、おふたりで夜景を一望しながら食すイタリアンドルチェ盛り合わせ、パン、コーヒー または 紅茶(※今回食べたコースの内容は2016年10月19日(水)までになります。20日(木)以降のメニュー内容については、ホテル公式WEBサイトにてご確認ください。)

店名:サウンドステージ&ダイニング「アーティスト カフェ」
住所:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームホテル43F
アクセス:JR水道橋駅から徒歩約2分
電話:03-5805-2243
URL:http://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/artistcafe/
営業時間:11:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:無休

(取材・文/マイナビウーマン編集部梅子 撮影/三澤威紀)

次回の「恋愛わらしべ長者」は、10/20(木)更新予定です。お楽しみに!
※毎週木曜更新

※この記事は2016年10月13日に公開されたものです

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