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「務めさせていただきます」の正しい使い方とは? 言葉の意味と注意点・言い換え表現

にほんご倶楽部

「務めさせていただきます」は耳にする機会も多いフレーズですが、正しい使い方と注意点を知っていますか? この記事では、言葉の意味と使い方、注意点、言い換え表現を紹介します。

「本日、司会を務めさせていただきます。○○です」というフレーズを耳にしたことはありませんか?

ビジネスシーンや司会のあいさつなどでよく聞く言葉ですが、中には使い方に違和感を抱く人もいるかもしれません。

また、正しい使い方を理解できているか不安な人もいるのでは?

この記事では「務めさせていただきます」の意味と使い方、注意点、言い換え表現を紹介します。

「務めさせていただきます」の意味

「務めさせていただきます」は、「務める」という動詞と、「させてもらう」の謙譲語である「させていただく」と、丁寧語の「ます」が組み合わさった言葉。

「務める」は辞書によると以下のように説明されています。

つと・める【務める】

[動マ下一][文]つと・む[マ下二]《「努める」と同語源》ある役割や任務を引き受けて、その仕事をする。「代理人を—・める」「主役を—・める」「相棒を—・める」

(『デジタル大辞泉』小学館)

また「させていただく」は、誰かから許可を得た場合、またはそのことで恩恵を受ける場合に用いる言葉。

つまり「務めさせていただきます」とは、「(許可を得た上で)任務を引き受けて仕事をさせてもらいます」という意味です。

次ページ:「務めさせていただきます」の使い方と例文

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