眉毛の整え方とは? 初めてでも簡単にできる方法を紹介
「眉毛の整え方が分からない」「初めてでもできる簡単な整え方が知りたい」と思っている人は多いでしょう。そこで今回は、初心者さんでもできる眉毛の整え方や輪郭別の似合う眉毛、シェーバーやカミソリといった道具の基本的な使い方などを紹介します。
「眉毛の整え方はいつも自己流」。そんな人は少なくないのでは? 中には「眉毛が濃いから、半ば諦めてほったらかし」という人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、眉毛の整え方や書き方を解説します。また、初めて眉メイクをする人がそろえておきたいアイテムも紹介。自分にぴったりの美眉を手に入れたい人は要チェックです。
まずは基本の黄金比眉を押さえよう
眉毛には「黄金比」という比率があるのを知っていますか?
黄金比とは、眉がバランス良く見える位置の基準を指します。この黄金比を基準に眉の位置を取れば、きれいな眉毛が書きやすいといわれているのです。
まずは、黄金比のポイントとなる眉頭・眉山・眉尻の位置をチェックしましょう。
(1)眉頭の位置
眉頭の位置は、目頭の真上~2mm程度内側の延長線上に取ります。
(2)眉山の位置
眉山は、黒目の外側~目尻の延長線上に位置を取ります。眉全体で見た時に、眉頭から2/3程度の場所にくるイメージです。
(3)眉尻の位置
眉尻の位置は、小鼻と目尻を結んだ延長線上に取るのが基本です。また、高さは眉頭下側と同じくらいになるよう意識しましょう。
初心者でもできる! 眉毛の整え方
ここでは、眉メイク初心者さんがそろえておきたい道具と眉毛を整える方法について解説します。
用意するアイテム
まず、眉毛を整えるにあたって必要な道具を紹介します。それぞれの用途や選び方も解説するので、道具選びに迷っている人は参考にしてみてください。
(1)眉毛ハサミ
眉毛ハサミは、伸びすぎた眉毛をカットするのに使用します。種類は複数ありますが、ポピュラーで使い勝手が良いのは刃先の反り返ったタイプです。
細かい毛を処理したいなら、刃がストレートになっているハサミだと使いやすいでしょう。
また、初心者ならより肌を傷つけにくいコームつき、もしくは刃先が丸くなったタイプもおすすめです。
(2)毛抜き
毛抜きは眉毛を根本から抜くのに役立ちます。
一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、選ぶ上で注目すべきは先端の形状です。先端が斜めになっておりきちんとかみ合っていれば、細い眉毛も十分挟めるでしょう。
また、店頭で見る時は、つかむのにどれだけの力がいるかなど、使い心地も要チェックです。
(3)眉コーム
眉コームは、眉の毛流れを自然に整え、カット時のサポートもしてくれるアイテムです。
上の写真のようにブラシと2wayになったものが一般的で、コスパとお手入れのしやすさを重視するならプラスチック製がおすすめ。一方、耐久性を求めるならステンレス製も良いでしょう。
また、コームと眉毛ハサミやシェーバーが一体化した、お手入れ初心者さんにうれしいアイテムもあります。
(4)スクリューブラシ
スクリューブラシはアイブロウブラシの一種で、眉の毛流れを整えたり、描いたラインをぼかしたりするのに使えます。
太め、かつ肌当たりが柔らかなものを選べば快適に使えるでしょう。さらに使い勝手を重視するなら、持ち手が長いタイプをおすすめします。人工毛のものならお手入れも楽です。
また、衛生的に使える使い捨てタイプもあります。
(5)シェーバー・カミソリ
シェーバーやカミソリは、眉周りの不要なうぶ毛を剃るのに使います。
いずれも「眉用」として売られている刃先の小さいタイプがおすすめ。これなら眉間などの細かい部分まで処理しやすいでしょう。
これなら失敗しない! 眉毛を整える手順
お手入れに必要な道具がそろったら、次は実際に眉毛を整えていきましょう。
STEP1:黄金比に基づいて眉毛を書く
まずは前述した黄金比に基づいて眉頭・眉山・眉尻の位置を決め、アイブロウペンシルで印をつけましょう。その後、これらの印をつなぐように眉毛を書きます。
左右対称な眉を書くコツは、片眉ずつ完成させるのではなく、左右交互に少しずつ書くことです。
STEP2:眉毛の輪郭外にある毛をカットする
眉毛を書いたらその輪郭外にある余分な毛を処理しましょう。
急に剃ると失敗した時生えそろうまで時間がかかるため、この段階では基本的にハサミでカットします。
特に、眉頭~眉山の上は毛抜きで抜くと不自然になりやすいので要注意。ハサミでの処理をおすすめします。
STEP3:眉毛の長い部分をカットする
次は、眉毛の長さを調整します。
眉毛コームで毛流れに沿ってとかしながら、コームからはみ出た分だけカットしましょう。眉頭~眉山は下から上、眉山~眉尻は上から下にとかします。
切りすぎると眉毛が薄くなったり濃さにムラができたりするので、少しずつ慎重に切っていってくださいね。
STEP4:眉毛の周りをシェーバーやカミソリで剃る
眉毛の形がきれいになったら、その周りをシェーバーやカミソリで剃ります。STEP2でカットした毛を、丁寧に処理していきましょう。
眉下を剃る時は、指で肌を軽く引っ張ると、刃先を動かしやすくなります。
STEP5:眉山~眉尻下の産毛を抜く
眉山~眉尻下部分の毛は、毛抜きですっきり抜いてOK。こうすれば、眉尻のラインが際立ち洗練された印象になります。