有酸素運動と筋トレの順番はどっちが先? 効果的な組み合わせ方
【目的別】有酸素運動と筋トレの組み合わせ方
効率的に運動をするためには、なりたい体や目的に合わせてトレーニング内容を変えることが重要です。
ここからは、YouTubeチャンネル『みおの女子トレ部』の動画を参考に、トレーニング内容の組み合わせ方を以下の目的別に解説します。
・健康維持を目的にする場合
・ダイエットを目的にする場合
・筋肉をつけることを目的にする場合
記事の下部に動画のリンクを貼っているので、さらに詳しく知りたい方は動画も併せてチェックしてくださいね。
(1)健康維持を目的にする場合
加齢と共に臓器の機能低下・筋肉の衰えが起こると、代謝が下がり、太りやすい体になります。健康的な体を維持するためには筋トレが必要です。
健康維持を目的にする人におすすめの組み合わせ方は以下の通り。
【割合】
・ストレッチ3割
・筋トレ4割
・有酸素運動3割
【目安の時間】
・1回あたり30分以上の運動
健康維持を目的にトレーニングを行う場合は、疲労感がなく、運動後に心地良い爽快感が残る程度を目安に行いましょう。健康維持のためには、トレーニングを長期間継続することが大切です。
(2)ダイエットを目的にする場合
ダイエット時における運動の役割は、1日の食事でオーバーしたカロリーを運動でしっかり消費することと、筋肉を育てて基礎代謝を上げ、痩せやすい体質作りをしていくことにあります。
以下のような配分を目安に行ってみてください。
【割合】
・ストレッチ1割
・筋トレ5割
・有酸素運動4割
【目安の時間】
・1日20〜60分程度
ダイエットを目的にトレーニングを行う場合、疲労感は残るけれど、次の日にはスッキリしているくらいが目安です。継続することが重要なので、無理をしてストレスをためないようにしましょう。
(3)筋肉をつけることを目的にする場合
筋肉をつけることが目的の場合は、有酸素運動をしなくてもOKです。
有酸素運動は買い物や散歩などの日常生活でもまかなえる上、やりすぎると、せっかく鍛えた筋肉が落ちてしまう可能性があるからです。
【割合】
・ストレッチ2割
・筋トレ7〜8割
・有酸素運動0〜1割
【目安の時間】
筋肉痛が出ていない部位であれば、毎日筋トレしても問題ありません。そして、もし強い筋肉痛が起きている場合は、48〜72時間程度はその部位を休めましょう。
筋トレを行うと筋繊維の一部が傷ついて、それを修復する際に筋肉が育ちます。この現象を超回復といい、これを繰り返すことで筋肉が大きくなったり、強くなったりするといわれています。
筋肉をつけることが目的の場合は、筋肉を全力で使い切ることがポイントです。
詳しくはYouTubeチャンネル『みおの女子トレ部』をチェックしましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=tsLWPeuDPLM