メタ認知とは? 意味とトレーニング方法
メタ認知のトレーニング方法
では、どのようにメタ認知を鍛えたらいいのでしょうか?
最後に、おすすめのトレーニング方法をいくつか紹介します。
(1)自問自答する
自分を俯瞰して認知する習慣をつけるために、自問自答するクセをつけるのがおすすめです。
例えば、怒りを感じたら「私は今なんで怒っているんだろう?」「どうして~に怒ったんだろう?」「どうすれば怒りを感じなかったんだろう?」と、どんどん自問自答して、自分の本音を探っていきましょう。
そうやって自問自答しているうちに冷静になり、自分が今何を考えているのか、何を望んでいるのかなどが分かってきます。
その結果、メタ認知の能力が上がって、感情に流されずに理性的な判断ができるようになります。
(2)考えていることを書く
自問自答がうまくいかなければ、思っていることを片っ端から紙に書き出していくフリーライティングをしてみましょう。
どんなことでもいいので、今の感情や悩みなどを10分ほど紙に書き続けてください。
自分をうまく認知できないのは、自分で自分の心に壁を作っているせいかもしれません。
その壁を取り払うために、とにかく紙に書いて自分の内面をさらけ出す練習をするのです。
それによって自分でも気づかなかった感情や願望に気づき、自分の知らなかった一面を知ってメタ認知が高まります。
メタ認知でベストな選択ができるようになる
メタ認知ができるようになると、自分が葛藤した時や悩んだ時に自分を冷静に客観視できるので、解決の糸口をつかみやすくなります。
自分のことだけでなく、他人のことや仕事のことなども冷静に捉えられるようになり、仕事がスムーズに進むようになったり、コミュニケーションが円滑になったりと多くのメリットが生まれます。
メタ認知を高めて、最善の判断ができるようにしていきましょう。
(秋カヲリ)
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※この記事は2021年05月25日に公開されたものです