お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「なんの取り柄もない」と思う人の特徴と心理。取り柄を見付ける5つの方法

大塚統子(心理カウンセラー)

周りと比べて自分にはなんの取り柄もない。そう思っている人はいませんか? 心理カウンセラーの大塚統子さんによると、取り柄は誰にでもあるのだそう。では、なぜ「なんの取り柄もない」と思ってしまうのでしょうか。その理由や心理の他、取り柄を見付ける方法も教えてもらいました。

周囲の人には優れて見えるところがあって、「それに比べて私は……」と落ち込むことはありませんか? 「私にはなんの取り柄もない」と思っていたら、自信をなくしてしまいますよね。

実は、取り柄がない人なんていないのです。

今回は、「取り柄がない」と思ってしまう理由や心理と、取り柄を見付ける具体的な方法を紹介していきます。

そもそも「取り柄」の意味とは

「取り柄」の言葉の意味は、「とりあげて用いるべきところ。格別によい点」(『精選版 日本国語大辞典』より)です。

「長所」とは違う?

「長所」の言葉の意味は、「性質や性能などで、特に長じている所。とりわけすぐれている所。得意な点」(同)。取り柄と同じ意味で使われる同義語です。

両方とも本来はポジティブな意味合いの言葉ですが、「取り柄」の方は謙遜の定型句として「取り柄がない」と使うことが多いのが特徴です。

次ページ:「なんの取り柄もない」と思ってしまう人の特徴

SHARE