「なんの取り柄もない」と思う人の特徴と心理。取り柄を見付ける5つの方法
「なんの取り柄もない」と思ってしまう人の特徴
まずは、誰にでも取り柄はあるはずなのに「自分にはなんの取り柄もない」と誤解しやすい人の特徴を紹介します。
(1)自信がない
自信がなく、「どうせ自分なんて」「私なんかが」と、自分を諦めている傾向があります。自信がないので怖くてチャレンジができない、行動しないから結果が出せない、そのためますます自信が持てないといった負のスパイラルにはまっていることが多いです。
(2)不十分な部分を気にしやすい
できていることもたくさんあるはずなのに、不十分な部分ばかりが目に付いて気になってしまう傾向があります。100点満点のテストで95点を取ったのに喜ばず、5点の失点を気にするようなものです。
向上心が強い人ともいえますが、常に不十分さを見ているので、自分のいいところに気が付きにくいです。
(3)人の優れた点と比較する
人の優れた点と自分のできていない点を比べる傾向があります。「Aさんは愛想がいい」「Bさんは仕事ができる」「Cさんは気が利く」と、それぞれの優れた点と自分に不足している点を比べるので、劣等感を抱えやすくなります。
(4)自分に完璧を求め過ぎている
理想が高く、自分に対して「これくらいできて当然」と思っている傾向があります。理想に届かなかった場合、できなかった点のみに意識が集中してしまい、自分のできていることや頑張れていることはなかなか肯定できません。
完璧を求めるのは悪いことではありませんが、過度に求め過ぎると、自己評価が低くなってしまいがちです。
(5)人の評価に左右されやすい
他人からの評価に左右されやすい場合、人から承認されないと自分のいいところを認識しづらいでしょう。
自分の中で「私は私、人は人」「自分なりに頑張っている」「これでいい」と思えなかったり、周りに認められないと不安だったりするならば、他人の評価に依存している可能性があります。
(6)褒め言葉を素直に信じない
周囲の人から褒められる機会は少なくないのに、「またお世辞を言って」「そんなことありません」などと相手の評価を信じられないタイプの人がいます。
このタイプは、自分が「評価されている」「認められている」ということに鈍感になっているので、自分のいいところが認識しにくくなります。