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「感受性が豊か」の意味とは? 感受性が強い人の特徴も紹介

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

感受性が豊かな人の長所(メリット)

次は、感受性が豊かな人の長所・メリットを紹介します。

(1)独特なセンスが生まれる

物事から他の人より多くのことを感じ取れるので、独特な感性が宿ります。独自のセンスを手に入れられるでしょう。

(2)他人の痛みを理解できる

他人の心の奥にある痛みを理解できます。

感情移入しやすく、他人を深く知ることができるのですね。本当の優しさが身に付いているといえるでしょう。

(3)人間関係が得意

周りの心の機微を感じ取り、それに沿った言動をするため、人間関係が円滑になります。

相手の欲しい言葉を投げかけたり、してほしいことをしてあげられるはずです。恋愛や仕事など、どんな関係においてもスムーズに進むことが多いでしょう。

(4)クリエイティブな発想ができる

創造性も群を抜いていることが多いので、ストレートに芸術方面で結果を出すこともできれば、職場や友人の間で「発想力がある」と一目置かれる存在になるかもしれません。

(5)人生を楽しめる

どこに行っても、何をしても、深く物事を感じ取れるからこそ、日々を楽しいと感じることが多いのではないでしょうか?

人生が本だとしたら、本を読むのが上手な人の方が(深い意味を感じ取るのが上手な方が)その本の魅力を引き出して楽しめますよね。

つまりは感受性が豊かな人は人生を味わうのが上手なのですよ。

感受性が豊かすぎる人には短所(デメリット)も

感受性が豊かすぎる人には短所(デメリット)もあります。物事には良い面もあれば、マイナスの面もあるのです。

(1)周囲の影響を受けすぎる

良くも悪くも周囲の影響を受けすぎるはず。

周りの環境によっては心が荒んでしまうことでしょう。感受性が豊かすぎる人は「周りの感情」をよりわがことのように受け取ってしまいがちだからです。

きれいな感情の流れる場所でこそ、その能力を生かして、生き生きと過ごせるはずです。

(2)疲れやすい

とにかく疲れやすくなります。

感受性が豊かすぎると、周りの感情に振り回されることも多くなるから。心の防御力が弱いのですね。繊細な人にとって、世界や他人は鈍感で、刺激が強いのです。

(3)人間関係が苦手になることがある

前の項目では「人間関係が得意」と書きました。

矛盾しているようですが、意味があります。それは「自分の中の感受性の強さを利用できた時はコミュニケーションが得意になるし、振り回されている時はコミュニケーションが苦手になる」ということなのです。

感受性がすぎると自分でうまく扱うことができずに、周囲に振り回されることも多いはず。察しがいい、という特性を生かせるかどうかは環境もあるでしょうが、感受性の強さにもよるのですね。

(4)ネガチィブになりがち

ネガティブに性格は傾きがちです。

周りの負の感情を読み取って、あれこれ気にしてしまうから。他人に嫌われることを(負の感情も手に取るように分かるからこそ)恐れるのです。

(5)人生を楽しみにくい

これも一見、長所の項目と矛盾しているように見えますが、理由があります。

これは「感受性が度を超えて豊かすぎると、自身の感受性に振り回されてしまう可能性がある」ということです。

嫌われることを恐れるあまり、外の世界に出たり、新しい何かを始めることが苦手になり、人生を楽しみにくくなる場合もあるということです。

次のページでは、感受性を豊かにするコツを紹介します。

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