私たちを悩ます「生きるのがめんどくさい」の正体と対処法
仕事、恋愛、友達関係。私たちのまわりは、めんどくさいことで溢れています。この心理、人はなぜ抱くのでしょうか。今回は、めんどくさい感情を抱く理由と、5つの対処法を解説します。
ああ、めんどくさい。めんどくさい。
そう思っているそこのあなた。
どうして生きてるだけでめんどくさいんでしょうね?
正直、私だって、こうしてコラム作業から逃げだして、駅前の喫茶店に行って冷え冷えのメロンソーダを飲みながらスマホを触りたいくらいです。
私の敬愛するマルセル・デュシャンという芸術家がいます。百年前にフランスのコンクールに便器を出品してバズった男です。彼は晩年、こんな言葉を残しました。
「私は生存しているだけで疲れる」
みなさん、聞きました?
これです。これ。
めっちゃ「わかる……!」ってなりませんか。心のいいねボタン100回連打です。そうです。私たちは生きているだけで疲れるのです。めんどいのです。
とはいえ、そんなことばかり考えても人生は進みません。わかっちゃいるんです。ある意味、生きるとは「めんどくさい」といかに向き合うかにかかっているわけです。
今回は「めんどくさい」という心理に迫ってみます。そこに人生を前に進めるヒントがあるはずだから。私もメロンソーダをぐっとガマンして頑張ります。
目次
「めんどさい」とは「行動したくない」感情
まず我々の敵である「めんどくさい」を分析しましょう。
私たちは水槽の金魚がぷかぷか泡を浮かべるくらいの感じで「ああああめんどくさいめんどくさい」という言葉を吐きだします。
それを細かく言語化すると「行動したくない」だと思います。
私たちが「めんどくさい」と口にするときは、決まって「行動しないといけないのはわかっているけど行動したくない」というニュアンスが隠されているのですね。
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