上座・下座って? 知らないと恥ずかしい「エレベーターのマナー」
エレベーターの中でのマナー
立ち位置(上座・下座)
エレベーターにも上座、下座があります。
案内人は下座に立ちます。下座は操作盤の前。その後ろが上座。2番目が上座の横で、3番目はその前です。
ボタンを押すタイミング
ボタンを押すタイミングも、エレベーター内の状況によって異なります。
降りる人だけのとき
エレベーターの扉が開いたら「開」ボタンを押して、もう一方の手で扉を押さえます。降りる人が全員降りたのを確認してから「閉」のボタンを押します。
乗り降りがあるとき
エレベーターの扉が開いたら「開」ボタンを押し、もう一方の手で扉を押さえます。降りる人が全員降りて、乗る人が完全に乗り込んだのを確認するまで、「開」ボタンを押さえておきます。乗り降りが終わったことを確認してから「閉」のボタンを押します。乗ってきた人には、「何階ですか」と声をかけ、行き先階のボタンを押しましょう。
仕事の話をしない
エレベーター内は「公共の場」と心得ましょう。情報漏洩の観点からも、仕事の話はNGです。また、「狭い空間」でのおしゃべりは、周囲に不快感を与える可能性がありますので控えましょう。
携帯電話をむやみにいじらない
エレベーターは「密室」「狭い」「公共の場」「動く」「扉の開閉がある」等、特別な空間であり、周囲への配慮が必要です。一歩間ちがえるとトラブルに発展する可能性も。大勢の人が乗っているエレベーター内での携帯電話の操作は周囲に迷惑をかける可能性があります。
もちろん携帯電話での会話はNGです。また、音楽を聴くなどイヤホンの使用はコードを人に引っかけたり、乗り降りの際に扉に挟む危険性がありますので控えましょう。