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専門家 不調

鼻の下にニキビができる原因は? 皮膚科医が教える治し方

福永麻紀

人の目につきやすい鼻の下のニキビ。化粧する際に困るなど、女性にとっては厄介な存在ですよね。また、痛みがともなったり、赤く腫れてしまったり……。悪化させる前に対処しておきたいところ。でも、いったいどうして鼻の下にニキビができるの? 今回は、北青山Dクリニックの皮膚科専門医・福永麻紀先生に「鼻の下にニキビができる原因と治し方」について解説してもらいました。

鼻の下にニキビができる原因とは

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ニキビは、皮脂が過剰分泌されて毛穴につまり、それが炎症を起こすことで発症します。口の周囲や鼻の周りは、「毛孔(毛穴)」がたくさんあるうえに、皮脂線の働きが活発な部分。したがって、ニキビができやすい環境がそろってしまっているんです。それゆえ、鼻の下にはニキビができやすいといえます。

また、鼻の下は化粧がたまりやすく、その洗い残しも多い場所。これもニキビができやすい要因のひとつだといえます。また、摩擦などの刺激もニキビを誘発する要素。癖で鼻の下をさわってしまう人や、鼻をよくかむという人は、鼻の下のニキビができやすい傾向にありますね。

あとは、ニキビ全般にもいえることですが、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れは肌の抵抗力を下げるので、肌荒れやニキビが起こりやすい状態。タバコなどの血流を悪くするもの、アルコールやカフェインといった刺激物も、皮脂線を刺激するのでよくありません。

鼻の下のニキビの治し方とは?

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では、鼻の下のニキビを治すにはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか? ケア方法や予防策について聞きました。

鼻の下にニキビができたときのセルフケア方法

鼻の下にニキビができてしまったときは、ほかの場所のニキビと同様に、抗菌剤入りのニキビ薬でケアをするといいと思います。軽度のニキビでしたら、市販のものでも治せるはずです。

また、ニキビができてしまったとき、気になるからといって、ゴシゴシこするような洗顔をしていませんか? 先ほどもお話ししたように、摩擦などの刺激は、ニキビを悪化させる要因です。洗顔は、こすらないように石けんの泡でやさしく洗い、よくすすいでしっかり落とすことが大事。また、乾燥もニキビの原因になります。洗顔後のケアは適度な保湿をこころがけましょう。

さらに、鼻の下のニキビを隠したくて化粧を厚塗りするのもNG。化粧自体が刺激になるし、汚れがたまりやすくなります。よって、本来ならニキビができてしまった部分は化粧しないのがベストです。

もちろん、気になるからといってニキビを潰すのは厳禁。炎症が広がりやすくなるし、ニキビ痕ができるリスクが高まってしまいますよ。

気になるときは病院へ

病院では、悪化した場合の膿を早く出すためのお薬を処方してもらえます。ニキビ薬をひとつ持っておけば、今後ニキビができたときの自宅ケアが楽になりますので、そういった意味でも一度診察してもらうのもいいでしょう。ニキビ1個で病院に行くこともないかと思ってしまいがちですが、病院では早く正しい治療を行うことが可能です。気兼ねなくいらしてくださいね。

ニキビの予防策

どの部分のニキビにもいえることですが、予防には適切なスキンケアと、規則正しい生活が大切。ストレスなどの精神的な理由でニキビができることもありますので、できるだけストレスを避けた生活を送るようにしてください。

また食事では、皮脂の活動の働きを抑えるビタミンB群を積極的に摂るように意識しましょう。納豆やマグロなどには、ニキビ改善にいい栄養素が豊富に含まれています。ほかにも、ビタミンAやビタミンE、ビタミンCを摂ることもおすすめですよ。

まとめ

先生いわく、思春期は頬にニキビができやすく、大人ニキビは口周りにできやすいのだそう。生活習慣やスキンケア方法を見直すだけでもニキビができるリスクを減らすことができるようなので、まずはニキビを作らない生活を心がけていきましょう!

(取材協力:福永麻紀、文:石部千晶)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.24)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

 

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