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【FP監修】実家暮らしの女性は結婚できない!? 作るべき貯金と金銭感覚

風呂内 亜矢

ファナティック

実家暮らしの女性の貯金額

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世間が抱くイメージは、実家暮らしは何かとお金がかからなくて貯蓄が多そうというものでした。実家暮らしの女性の貯金額は同年代の女性と比べてどうなのでしょう。一方で、男性がデメリットにも挙げていた実家暮らしゆえの金銭感覚はどうなのでしょうか? FP風呂内亜矢先生に聞いてみました。

●実家暮らしの女性の貯金事情

Q.実家暮らしの未婚女性(20~30代)の貯金事情はどのようなものでしょうか? 一人暮らしの女性より貯めている傾向にありますか?

一人暮らしに比べて、家賃、光熱費、水道代、生活用品などの支出が不要で、お金を貯めやすい環境にあると言えます。例えば実家暮らしだと家に月3万円程度お金を入れていたとしても、一人暮らしに比べて月6万円程度(家賃7万円、光熱費、水道代、生活用品合計で2万円程度などと仮定した場合の差額)ゆとりがあると考えられるからです。

そのため、確かに実家暮らしは貯蓄に有利で、まとまった金額を貯蓄できている人も多いです。一方で、ゆとりの分が、交際費や美容・被服費に大幅に流れてしまっているケースも少なくありません。ストイックな家計改善をしなくてもある程度手元に残しやすいという点では、一人暮らしより貯めている人の割合は多いかもしれませんね(風呂内先生)。

●実家暮らしの女性の金銭感覚

Q.実家暮らしの未婚女性(20~30代)の金銭感覚はどのようなものでしょうか? 一人暮らしの女性と比べるといかがですか?

その気になれば貯金しやすい実家暮らしですが、『お給料=お小遣い』という感覚に陥りやすいのも実家暮らしの注意点です。私自身、耳も胸も痛い話ですが、実家暮らしの頃、まさにお給料はお小遣いだと思っていました。ある同じタイミングで同期の一人暮らしの女性が自分の5倍、貯金をしていて衝撃を受けた経験があります。

一人暮らしの人は住居費、光熱費、生活用品など、生活していくための費用も含めて収入の範囲でやりくりをしています。実家暮らしだと、やらなければ生活できないやりくりではないため、好きな物に多めにお金を使ってしまいがちです。逆に実家暮らしであるにも関わらずある程度の節制をし貯蓄をできている人は頼もしいのではないでしょうか(風呂内先生)。

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