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【FP監修】実家暮らしの女性は結婚できない!? 作るべき貯金と金銭感覚

風呂内 亜矢

ファナティック

「実家暮らし女性」が結婚相手に選ばれるコツ

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「実家暮らし女性」が結婚相手に選ばれるコツは、貯金や金銭感覚の辺りにあるとわかってきましたね。具体的にどうすればいいかをFP風呂内亜矢先生に教えてもらいました。

●実家暮らし女性が結婚のために身につけたい金銭感覚

Q.実家暮らし女性が結婚のために気をつけておきたい金銭感覚とはどんなものでしょうか? どうすれば身につくかアドバイスください。

必要に駆られないため、生活するためのお金や未来のためのお金(貯金)をよけた上で、好きなことにお金を使うという感覚を持ちづらいかもしれません。実家暮らしの間は利点を活かして、家を出るとしたら必要になる生活費(例えば6万円など)を貯蓄に回してみると新生活のシミュレーションにもなります。結婚以降、自由に使える金額とも近くなるため、急な変化によるストレスを感じにくくなるでしょう。

一般的には一人暮らしをしながら手取りの25%を貯蓄できると優秀といえます。6万円+今の手取り収入の25%(手取り20万円なら5万円)を貯蓄に回し、残ったお金を好きなことに使うなど、少しずつハードルをあげていくのもいいですね(風呂内先生)。

●実家暮らし女性は貯金を作れる!

Q.結婚に必要な貯金額を教えてください。それをためる上で、女性が実家暮らしでいることのメリットもぜひ教えてください。

結婚式・披露宴で必要な費用は約400万円、そのうちご祝儀などを除くカップルの自己負担は約150万円というデータもあります。結婚式にまつわる費用は先払いのことも多いため、夫婦がそれぞれ200万円ずつを持っていると心強いでしょう。自己負担分との差額は新婚旅行や新生活準備の費用にも充てられますね。

実家暮らしであれば、収入の半分や大半を結婚式までの一時的な期間、集中して貯めることも可能です。また、貯蓄強化期間の習慣を新生活でもある程度維持できれば、家計も軌道に乗せやすいでしょう。

結婚式と新婚旅行のタイミングをずらすのも、楽しみが続く上に家計にもやさしいです。貯蓄習慣に勢いをつけやすいという実家暮らしの利点を活かせば、家計の新体制を設計することも取り組みやすいでしょう(風呂内先生)。

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