お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【専門家監修】結婚を先延ばしにする彼の心理と対処法

フォルサ

織田隼人(心理コーディネーター)

(4)彼に結婚を決意させる方法

05

彼に結婚を決意させるには、女性はどうすればいいのでしょうか。男性と女性のみなさんに聞いてみました。

Q.彼氏に結婚を決意させるには、どうすればいいと思いますか?

<女性の意見>

・「何かするということじゃなくて2人の関係が問題」(33歳/その他/その他)
・「無理せず焦らず、自分らしくいる事。無理して焦っても、失敗するだけ」(30歳/その他/その他)

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数208件(22~39歳女性)

彼に結婚を決意させるために何かをするというのではなく、自分の問題なのではという意見が多く聞かれました。結婚したいアピールをするよりも、自分磨きをしっかりやって結婚するために必要な準備をしておくということです。料理を習ったり、貯金をしたり、準備ができているということもアピールになりそうです。

<男性の意見>

・「結婚後の生活を意識できるような行動」(32歳/建設・土木/事務系)
・「若干の結婚アピールと、家族になった時に問題ないという安心感を示す」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数166件(22~39歳男性)

鈍い男性もいるようなので、やり過ぎない程度のアピールは必要なようです。あとはわざとらしくなく、女子力や家庭的な面を見せていけばいいようですね。

Q.男性に結婚を決意させるために効果的なことは何ですか?

女性が男性に結婚を決意させるために、効果的なことは何なのでしょうか。織田先生の意見を聞いてみましょう。

<織田先生の回答>

男性に結婚を決意させるには、将来への展望ときっかけ作りという2つの要素が必要になります。将来の展望とは「結婚したら幸せになれる」という未来が男性に見えることです。付き合っている彼女とケンカばかりしているのであれば、結婚してもそれが続くと思って躊躇しますが、付き合っている女性がいつも自分のことを支えてくれていて、ピンチの時も優しく包み込んでくれているような相手であれば「一生一緒に過ごせる」と感じて結婚を意識するようになります。

特に男性がつらいときに支えてあげられれば「いいときだけじゃなく、悪いときも一緒にいたくなる→だから生涯一緒に過ごせる」と考えるので、男性は結婚したくなります。ピンチの男性や忙しい男性、ストレスが溜まっている男性を優しく包み込んであげましょう。

そしてきっかけ作りは「今結婚しよう」と思わせることです。例えば、引っ越しというきっかけがあると、男性は結婚を決断することもあります。「家賃が高いなら引っ越ししたら?」とか「会社が遠いなら引っ越ししたら?」というように、引っ越しを勧めつつ、引っ越し先の見学についていって「私も一緒にいられるかな?」と聞いてみるのはよいでしょう。そのときに、もし同棲を誘われたら断って「同棲じゃないほうがいい」と伝えて彼に考えさせましょう。

引っ越し以外でも「そろそろ二人の将来のことを考えたいです」と正直に伝えれば結婚を意識します。これらのきっかけ作りはあくまでもきっかけを作るだけで、最初の「将来への展望」をしっかりと事前に作っておく必要がありますので、先に「悪い状態の彼を支える」などして彼との関係性を強固なものにして、そのあときっかけをうまく出して結婚に結びつけてください。

Q.彼氏に結婚を決意させたエピソードを教えてください

最後に、実際に彼氏に結婚を決意させたエピソードを聞いてみましょう。

・「彼はカレンダー通りの休みが取れる仕事だが、私は連休も忙しく働く接客業で、2人で過ごせる時間が少ないことを悩んでいた私たち。昨年の2月ごろ、『今、会社に結婚して辞めます、って連絡したらゴールデンウィークは一緒に過ごせるね~』と彼に話したら、それからとんとん拍子に事が進んで実際に4月に寿退社、5月頭に入籍することができた」(31歳/その他/その他)

・「デートの際に、結婚についてはそんなに待たないつもりだというような内容の話をしていたので、ストレスにならない程度に少しずつプレッシャーをかけていくことができたと思う」(29歳/金融・証券/事務系専門職)

・「親に会わせる機会を作ったことで決まった」(26歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「見た目が派手めな私、家事できなそう、家庭的じゃなさそうに見えるのですが、いがいと堅実で家庭的、彼の家で母親が教えてくれたレシピ(ノートに手書きで書いたやつ)を見ながら作っていたら、このハイテクな時代にノートでってところとかがよかったみたいです」(30歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)

・「友達はみんな1年くらいで結婚している。そのためには逆算してこのくらいの時期にプロポーズされないといけないと、1回だけ話したこと」(28歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答件数69件(22歳~39歳女性)

男性に論理的に説明して説得したり、家庭的なところをアピールしたり、親に会わせることで結婚が決まったなど、さまざまなエピソードがありました。何か自分にもできそうなことが見つかりましたか?

次ページ:(5)まとめ

SHARE