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雑学 女性の身体

性交渉なしでも感染する!? 女性の4人に3人が経験する「膣カンジタ症」とは

フォルサ

白いおりものが出たり、陰部にかゆみがでたりして、誰にも相談できずに悩んでしまった経験はありませんか? 女性の4人に3人が一生に一度は経験するという「膣カンジタ症」は、性交渉による感染とは限らず、性病とは言えません。悩むことなく、受診をすることが大切だと言います。

この程、メディアにも多数登場している大人気ドクター・吉木伸子先生の著書『噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本』(主婦の友社)が、2016年6月1日に発売。気になるけどなかなか聞くことができないデリケートゾーンやボディの悩みを解決する知恵が詰まった同書の中から、今回は「膣カンジタ症」について学んでいきましょう。

■「膣カンジタ症」とは

カンジタは、真菌と呼ばれるカビのような一種の常在菌(※1)で、女性の約2割が膣の内部に持っており、健康な人は多くの場合、無症状です。膣カンジタ症の症状としては、まず膣や外陰部にムズムズしたかゆみが起こり、症状がひどくなると白いカッテージチーズのようなおりものがでて、発酵臭を発生させます。

◆原因の多くは性交渉ではなく「免疫低下」

ガンジタ症は、自分自身の免疫力が低下した場合に多く発症します。健康な身体の場合は、膣内の乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)という分泌物が内部を弱酸性に保ち、カンジタや雑菌の繁殖を抑えてくれています。しかし、疲れやストレスがたまり、免疫力が下がってくると、カンジタが急激に増加して不快なかゆみやおりもの、ニオイを発生させます。

また、便秘の人は腸内にカンジタが増えやすいので、排便後にうしろから前へ拭かないよう注意が必要です。蒸れやすい下着なども、カンジタが繁殖しやすい環境をつくるので避けたほうが◎。そのほか、ステロイド剤の使用や、風邪をひいた際の抗生物質の内服などによっても発症する場合があります。

性交渉でうつる場合、セックスの数日後にかゆみなどの症状が発生。症状を感じたら、早めに婦人科か皮膚科を受診することをオススメします。また、この場合はパートナーも一緒に治療する必要があります。

◆感染した場合の対処法

軽度のものは、生理がくると経血といっしょにカンジタが洗い流されるので治ることも。かゆみが長引き、白いおりものが出はじめたら抗真菌剤というカビを殺す薬を使い、膣内への挿入や、塗り薬で治療します。気になったら我慢せず、婦人科か皮膚科を受診しましょう。

■ひとりで深刻に悩まないで

デリケートな部分の症状だと、受診するのをためらってしまう人も多いですが、恥ずかしがらずに早めの対処が大切です。また、パートナーがいる人は、彼が保菌者の場合もあります。男性には自覚症状がないので、女性が治療しても治らないときは、勇気を出して話し合い、一緒に治療を受けるようにしましょう。

※1……人の身体に日常的に存在する微生物(細菌)。

(フォルサ/岩崎弘美)

『噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本』

著者:よしき皮膚科クリニック銀座 吉木伸子
定価:1,200円(税別)
発行:主婦の友社

 

 

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