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専門家 スキンケア

原因は“女性ホルモン”!? 皮膚科医に聞く、カラダのパーツ別「黒ずみ」対処法

石部千晶/六識

夏はもうすぐそこ! プールや海に行く機会も増え、今まで洋服で隠れていた部分もこれからは露出することに。そんなとき、ワキやヒザ、デリケートゾーンなどが黒ずんでいたら、せっかくのレジャーを存分に楽しめないなんてことになりかねません。そこで今回は、働く女性に「肌の黒ずみの悩み」について、アンケート調査を実施。さらに、黒ずみの原因や対策について、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に教えてもらいました。

Q.「黒ずみ」がもっとも気になるカラダのパーツはどこ?

●1位/デリケートゾーン……34.0%
○2位/ワキ……29.6%
●3位/ヒザ……17.0%
○4位/ヒジ……11.9%
※単一回答式・5位以下は省略。
※マイナビウーマン調べ。調査日時:2016年5月16日~23日、調査人数:159人(22歳~34歳の働く女性)

はじめに、どのパーツの黒ずみが気になるかを聞いたところ、デリケートゾーンが一番多く、3割以上の人が気になっているという結果に。以下は、ワキ、ヒザ、ヒジと続きました。それでは、各パーツ、具体的にはどのような悩みがあるのでしょうか?

<パーツ別「黒ずみ」の悩み>

■デリケートゾーンが汚い……

・「下着のラインが黒ずんでいる」(27歳/金融・証券/営業職)
・「色素がたまって、デリケートゾーンを含めて股のあたりが黒くなってる」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

黒ずみの範囲は人それぞれですが、中でも「下着に沿って黒くなっている」のが気になるという声が多数でした。下着のこすれは黒ずみに関係するのでしょうか?

■ワキが黒ずんでいる!

・「毛抜きで抜きすぎたのか、ワキに黒ずみが沈着してしまっている」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「ポツポツと黒ずんでいる」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)

半袖を着ているときでも、ちょっと動かすとチラリと見えてしまう可能性のあるワキ。ムダ毛をしっかり処理をしていたとしても、黒ずみが目立ってしまうと露出をしたくない! と思ってしまうこともありますよね……。

■ヒジ・ヒザが黒い

・「ヒジをついていることがよくあるので、黒ずんでいるのが気になる」(24歳/小売店/事務系専門職)
・「正座やしゃがむことが多く、すれて黒くなってしまった」(33歳/医療・福祉/専門職)

ヒジやヒザが気になる人は、地面やテーブルなどに触れることが多いのが原因なのでは?と考えているよう。また、ヒジ・ヒザは黒ずみだけなく角質の固さも気になることも……。

どこかが黒ずんでるだけで、露出の増える時期は憂鬱になりそうです。「もうキレイな色には戻らない」とあきらめてしまっている人も少なくなさそう。

<皮膚科医に聞く、カラダのパーツ別原因と改善法>

一度黒ずんでしまったらなかなか治らないイメージがあるけれど、セルフケアでよくすることはできるのでしょうか。パーツごとの黒ずみの原因と改善方法を、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に教えてもらいました。

■デリケートゾーンの黒ずみは女性ホルモンの影響だった!?

吉田先生「黒ずみの原因としては、女性ホルモン・肌質・外から受ける刺激の3つが考えられます。

たとえばデリケートゾーンは、生理がはじまるぐらいの第二次成長期に女性ホルモンが急増する影響を受けることで、黒ずんでいきます。これには日本人の肌タイプも関係していますが、日焼けして黒くなるタイプの人には起こることなので、仕方のないことです。あとは、下着のこすれだったり、ムダ毛の自己処理のあとが残ってしまうということがありますね。なので、下着はできるだけ締め付けすぎないものを選ぶといいと思います」

■ワキの黒ずみは、ムダ毛の自己処理に問題があるのかも

吉田先生「ワキの黒ずみの原因は、ムダ毛の自己処理がほとんど。T字カミソリの刺激でワキ全体が黒ずんでしまったり、毛抜きを使うことで炎症が起きて、ポツポツとした黒ずみになってしまいます。自己処理をするのならば、肌への負担が少ない電気シェーバーで処理をするようにしましょう。黒ずんでしまったら、シミや色素沈着改善にいいとされ、“肌の漂白剤”と呼ばれる“ハイドロキノン”を、毎日のスキンケアにプラスするといいですね」

■ヒジ・ヒザの黒ずみは、まず自分の癖を見直して!

吉田先生「ヒジ・ヒザは、外からの刺激を受けることが原因で黒くなります。なので、解決策は簡単。ヒジやヒザをつかないようにすればOKです。テーブルにヒジをつくのが癖だったり、よく地面にヒザをついてしまう人は要注意。意識して、つかないように心がけましょう。そうすれば、自然と黒ずみが治ってくると思いますよ」

■黒ずみの全体に共通するケア方法とは

吉田先生「黒ずみのケアに効果的な成分として、ビタミンCビタミンEがあげられます。成分の含まれた肌ケア用品を使用したり、ビタミンCやビタミンEが豊富な食べ物を食べて、内側からも取り込んであげるといいですね。

化粧水やクリームなどのケアでいうと、先ほども紹介した漂白効果のある“ハイドロキノン”が含まれたものを使用するといいですね。

もちろん、黒ずみは皮膚科でも治療してもらえます。漂白やピーリングの施術など、その人にあった治療法を提案しますので、気軽に皮膚科を受診していただきたいです」

<さいごに>

デリケートゾーンの黒ずみは女性ホルモンが関係していたなんて驚きです。ある程度は仕方ない部分もあるようですが、自分の意識やケア次第では改善されることも! ホームケアではなかなか治らない場合も、諦める前に皮膚科で相談するのがよさそうですね。黒ずみの悩みをスッキリ解消して、露出多めの夏ファッションや水着姿を楽しみたいですね!

監修:吉田貴子先生
皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわる様々な悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

(取材・文:石部千晶/六識)

※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ。調査日時:2016年5月16日~23日、調査人数:159人(22歳~34歳の働く女性)

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