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【第3回目】心屋さんが目撃した「ゲスデレラ」エピソード

シンデレラが幸せになれたのは“ゲスデレラ”だったから!?  自身の著書、『ゲスな女が、愛される』で「ゲスな女性」こそ幸せをつかむと書いた心屋仁之助さんに、マイナビウーマン編集部が突撃取材、全3回にわたりお伝えしている本企画「ゲスな女が、愛される!?」。いよいよ第3回目の最後となる今回は、「心屋さんが最近であった身近なゲスデレラ」についてお話を聞いてみました。

>>第1回目「【第1回目】男子にモテモテ “ゲスデレラ”の特徴」を見る
>>第2回目「ゲスデレラが絶対やらない3つの行動」を見る

夫や姑にもまったく気をつかわない、ゴーイング・マイウエーなゲスデレラ

夫や姑にもまったく気をつかわない、ゴーイング・マイウエーなゲスデレラ

最近、うちのカウンセリングスクールの卒業生(女性)に会って話をしていたんですが、ゲスいんです(笑)。結婚されているのですが、夫や姑にもまったく気を使わず、その様子はまるで「ひとの心」がないように感じるほど。自分のしたいことはしたい、したくないことは、やらない。「嫁とは、こうするもの」「妻とは、こうするもの」に縛られない。夫の実家にも何年も行ってない(行きたくない)のに、先日、夫の実家から車を買ってもらったそうです。

何が「正しいか」、何を「するべきか」ということに縛られるのではなく、自分はどうしたいのかをしっかり持っている彼女。だから、何を言われても、やりたくないことはやらないし、やりたいことはなんとしてでもやる。もちろん、「わざわざ」嫌われるようなことをするということではなく、自分が「やりたいこと」を貫いた結果、誰かに迷惑をかけようとも、そこは曲げない、ということです。あからさまに人を嫌ったりすることなく、ちゃんと「大人の対応」も随時駆使しながら、ですが。

彼女を見ながら感じたことは、「罪悪感」がないということと、「劣等感がない」ということです。だから、自分を殺して人に合わせるということをしないわけです。その結果、嫌われるどころかたくさんの人から好かれ、夫からも愛されて幸せに豊かに暮らしています。

「罪悪感」が、自分の本心を殺します。そして、自分の本心を殺すと、「我慢」が溜まります。我慢がたまると、不満でいっぱいになって、性格はゆがんでいきます。そして、そのゆがんだ性格を隠して「好かれよう」と努力することが、また我慢を呼ぶのです。「嫌われても我慢しない」。その勇気が、結局は「自分らしさ」になるのだと、彼女をみてつくづく思いました。

<マイナビウーマン読者へメッセージ>

罪悪感がなく、ゴーイング・マイウエーな人は「ゲスい」といわれることがあると思います。そして彼女もまた、まるで人の目を気にしない、人の存在を気にしない「ゲスい人」でした。でも、魅力的なのです。それは、「自分にウソがない」から、つまり「自分らしく生きている」から。自分らしく生きている人が、魅力的でないはずはありません。自分らしさを隠して、罪悪感や劣等感を感じるのではなく、それを隠すための「足し算」ばかりに努力するのではなく、自分の弱さ、わがままさ、欲望、それらをすべて隠さずさらけ出す勇気が、自分を輝かせ、人を魅了していくのだと思います。ぜひ、マイナビウーマン読者のかたも、ステキな「ゲスデレラ」になってくださいね!

(取材・編集:梅津千晶/マイナビウーマン編集部)

『ゲスな女が、愛される』(廣済堂出版)

 『ゲスな女が、愛される』心理カウンセラー心屋仁之助さんが恋に悩む女性におくる、「ゲスな女は愛される」という、一風変わった恋愛のバイブル本。ゲスな女が愛される理由や、ゲスな女になるためのステップがわかりやすく解説されいる。
価格:1200円(税抜)

※この記事は2016年03月09日に公開されたものです

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