感情の起伏が激しい人の特徴8選。原因や改善方法とは?
感情の起伏が激しい人とは、泣いたり怒ったりと情緒不安定になりやすい人のこと。具体的にはどんな特徴があるのでしょうか? この記事では、感情の浮き沈みが激しい原因と感情をコントロールして改善する方法を紹介します。
機嫌がいいと思っていたらすぐに感情的になって怒るなど、感情の起伏が激しい人。
「振り回されるのが好き」という人でない限り、付き合っていくのが大変、めんどくさいと思われてしまうかもしれません。わかっているけれど、気持ちのコントロールがうまくできないと悩む人は多いはず。
そこで今回は「感情の起伏が激しい人の特徴」や「うまく改善する方法」について、アンケートと心理カウンセラー・浅野寿和さんのアドバイスから探っていきましょう。
「感情の起伏が激しい」とはどういう意味?
そもそも「感情の起伏が激しい」とは、すぐ怒ったり泣いたりする、ヒステリックになる、精神が不安定になりやすいこと。
常に感情的になっているわけではなく、さっきまで笑顔だったのに急に泣き出す……のように、気分の浮き沈みが激しい様子を指します。
同義語には、「情緒不安定」が挙げられます。また、英語で表す場合は「エモーショナル(emotional)」と表現するケースが多いでしょう。
感情の起伏が激しい人の特徴とは?
では、どんな人に対して「感情が安定していない」と感じるか、みんなの意見を聞いてみました。
(1)気分屋
・「入社当時の上司。朝の機嫌で一日怒鳴り散らしたり、猫なで声になったりする人だった」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「前の彼女は急に激高して女友だちの悪口を言いまくるかと思えば、次の日はその子について『彼女はとても素敵な子』と言っていたり、ついていけなかった」(31歳/食品・飲料/技術職)
日によって言うことが変わる人はよくいますね。このような人の機嫌取りはとても疲れるものです。次第に機嫌取りがばかばかしくなってきますね。
(2)感情が極端すぎる
・「ちょっとしたことで不機嫌になる」(27歳/情報・IT/営業職)
・「何気ないひと言を0か1で判断する」(33歳/機械・精密機器/技術職)
・「彼女がヒステリックな怒り方をする」(28歳/自動車関連/技術職)
感情の起伏が激しい人は、怒りや悲しみなど気分の浮き沈みが激しい傾向があります。些細なことで怒り出すため周囲の人は「何か気に障ることをしたかな?」と困ってしまうこともあるようです。
物事を冷静に判断して、すぐに感情的になるのは避けたいところです。
(3)仕事中、感情的になる
・「仕事中に泣き出す女性には困った」(38歳/通信/技術職)
・「業務のことでわからなかったので質問したらいきなりキレられた」(32歳/機械・精密機器/営業職)
仕事中は冷静かつロジカルに業務をこなしてほしいもの。しかし、感情の起伏が激しい人は、仕事に支障が出るほど感情的になってしまい、言葉がキツくなることも。
(4)急にイライラし始める
さっきまで平常心だったのに、急に「そういえばこの前の彼氏のあの対応、すごく嫌だったな~」なんて思い出してイライラが止まらなくなるということも。
感情のコントロールができないため、1つ嫌なことを思い出すと、訳もなく道行く関係のない人にまでイライラし始めるます。そして、自らストレスをためていくのです。
(5)急に泣く
ごく普通の会話をしている途中で感情的になって、泣き出してしまったり涙が止まらなくなったりすることもあります。
相手からすると「えっなんで急に泣くの?」と驚かれる場合も多々。
泣いている理由を聞かれてもうまく説明できない、なんてケースもあるでしょう。
(6)理由もなく不安になる
突拍子もなく不安になる場合もあります。
これといった理由がないのに、将来のことや人間関係に不安を抱き始め、落ち込んでしまうなんてことも。
冷静な時は「そんなこと考えたって仕方ない」と思えるのに、感情が沈んでいる時は何もかもが不安になってしまうのです。
(7)思い込みが激しい
物事を「きっとこうに違いない」と自分の中で決めつけてしまう人。客観的に見ると杞憂なのに「きっと自分は○○だ」と思い込んで落ち込んでしまうことがあります。
(8)被害妄想でしんどい思いをしがち
「思い込みが激しい」は「被害妄想をする」とも言い換えることができます。
ポジティブな妄想であれば良いですが、ネガティブな妄想によって急に不安になったり嫌な気持ちになったり。
そんな感情の浮き沈みに、自分自身が疲れてしまうこともあるようです。
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