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妄想癖とは? 妄想癖がある人の特徴と心理、直し方

高見綾(心理カウンセラー)

妄想癖がある人にはどんな特徴や心理、原因が考えられるのでしょうか? また、恋愛や仕事におけるメリット・デメリットとは? 心理カウンセラーの高見綾さんに妄想癖の意味や直し方などを教えてもらいました。

妄想とは、根拠の無いことについてあれこれ想像を膨らませること。あなたは妄想する癖に悩んでいたりしませんか?

ポジティブな妄想であれば楽しいですが、ネガティブな妄想をし過ぎると、不安になってしまいますよね。

そこで今回は、妄想癖のある人の特徴や心理について解説します。妄想癖の対処法についても紹介しますので参考にしてみてください。

妄想癖とは

そもそも、妄想癖とはどんな意味なのか、確認しましょう。

また、妄想は悪いことなのでしょうか。妄想と似た言葉として、空想との違いについても説明します。

妄想って悪いこと? 妄想と空想はどう違う?

妄想とは、根拠もなくあれこれと想像することをいいます。また、根拠が無いのにもかかわらず、あたかも現実に起こっているかのように思い込んでしまうことも意味します。

例えば、友人に対してポジティブな妄想をして「お仕事がうまくいって、とびきりハッピーになるよ!」と、友人を元気づけることもできますし、「彼は、私のこと好きじゃなくなったんだわ」とネガティブな妄想が膨らんで、うまくいっていた恋愛を自ら壊してしまうこともあります。

妄想をすることは決してダメなことではなく、使い方次第で、ポジティブにもネガティブにもなるものです。

空想というのは、ファンタジーなど、現実にはあり得ないようなことを想像することをいいます。妄想と意味が被っている部分もありますが、空想は、あくまで空想であることを本人が自覚しています。

妄想は、頭の中の想像が現実であると思い込んでしまいやすい点に違いがあります。

妄想癖の意味

妄想癖とは、事実ではないことを日常的に信じてしまうことをいいます。

例えば、雑談をして笑っている人がいたら、「自分が笑われている」と解釈してしまったり、ちらっと目線が合っただけなのに、「あの人、私のことが好きなのかな」と思い込んでしまったりします。

空想レベルのことを妄想癖ということもありますが、被害妄想など、ネガティブな妄想が膨らんでしまう時に使われることが多いです。

妄想がひどい場合は、精神疾患の症状であるケースも中にはあります。

似たようなものに虚言癖がありますが、虚言癖は、嘘をつくことが日常的な癖になっている状態をいい、病気とは基本的には違います。

自分を良く見せるために、嘘を重ねることで、現実との区別が曖昧になってしまうこともあります。

妄想癖がある人の特徴

まずは、妄想癖がある人の特徴をチェックしてみましょう。

(1)「今」に生きていない

ふとした瞬間に妄想の世界に入ってしまい、目の前のことに集中できない時があります。

やるべき仕事があるのに、意識がどこかに飛んでいってしまったり、会話をしているのに、「え? 今なんて言った?」と話がかみ合わなくなってしまったりすることも。

(2)人と関わるのが苦手

人付き合いは疲れる・面倒だというように、苦手意識を持っている人が多いです。

単独行動を好み、誰にも邪魔されずに、自分の世界で妄想を膨らませて楽しむ傾向があります。

(3)自己完結しがち

妄想することが癖になっている人はそれが障害となって、自分が思ったり考えたりしたことをあまり表現しない傾向があります。

ただし本人にその自覚は無いことが多いのです。

想像を膨らませたことも、あまり他人に話そうとしません。自分で楽しんで自分で完結するケースが多いといえます。

(4)想像力が豊か

妄想癖のある人は、イメージを膨らませることが上手です。あたかも現実であるかのように、リアルに情景を描くことができるのが特徴です。

物語を考えるのが好きで、発想力に優れています。

(5)現実的な行動は苦手

妄想は、あくまでの頭の中で繰り広げられている世界で、現実とはリンクしていません。

つらい現実から自分を守るために妄想をしていることも多いので、実際に行動を起こすことは苦手である場合が多いです。

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