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プチ不眠かも!? 睡眠薬に頼らずぐっすり眠るには? 漢方薬って有効?

~その後の再診~
2週間後の再診では、「少し落ち着いてきた」、4週間後の再診では「寝つきがよくなり、食欲が出てきた」と改善が見られたQ子さん。どうやら体質に抑肝散が合っていたようです。服用を2カ月続けたあとの再診では?

Q子「イライラすることが大分少なくなってきました。でも、飲むのを忘れると動悸を感じることがあります」
丸山先生「飲むのを忘れるほど改善してきた、とも言えますが、動悸があるようならもう少しいまのまま続けましょう。表情も以前より大分柔らかくなったみたい」

O子「はい。初診のときは、なんか私イライラしてましたよね? もう少し服用を続けてみます」

初診から4カ月後の再診ではさらに症状が落ち着き、「月経前やイライラするときのみに服用継続」となりました。

(次回は、R美さん編です)

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

(取材協力:丸山綾、構成:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年12月06日に公開されたものです

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