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【新連載】妊娠……? それはあまりにも突然の出来事で

「夏バテか……夏風邪かな?
何だか、あまり食欲がなくて」
「そっか。風邪流行ってるから気をつけろよ。
ウチの部署でも、休むヤツけっこう出てるから」

創ちゃんは、真顔で心配してくれて、
結局、彼がふたり分のブランチを食べ、
わたしは洗濯物を干しに、バルコニーに出た。

バルコニーから見上げる夏の空は、
とてもきれいだった。
吸い込まれそうな鮮やかな青に、
刷毛雲が白くかすかに伸びている。
こんなにきれいな空を見るのは、
生まれて初めてかも。

以前、体験講座で受けたヨガのレッスンで
「吐く息吸う息で、宇宙とかつながり、
一体化するつもりで呼吸してください」
と言われたことがあるけれど、
今は何もしなくても、
世界とか宇宙とかそんな大きなものと、
つながってひとつになっている気がする。

不思議な予感が体を包んだ。
わたしはもう、ひとりではないのかもしれない。

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