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“恋愛貧乏性”を克服! 恋が正しく育つ「NY式」恋愛テク

恋愛部長

男性は、女子ほど「アプローチ」を重大視していない!

では、そういう突然引いちゃう男の心理って何なのよ!? ってことですが。大事なのは、男性というのは、つねに「モテたい」生き物だということです。道を歩いていても、きれいな人を見かければ目が釘づけ。部署内の女の子がやさしくしてくれたら、「自分に気があるんじゃないか」と妄想モヤモヤ。昔の彼女はすべからく「自分をまだ好き」と思っていたいし、葬式に今まで自分を愛してくれた人すべてが大集結してくれるのが夢だったり。そのへんは「最愛の人をひとり見つけて添い遂げたい」女子からするとまったく理解できない発想なんですが、やはりそこは、“遺伝子をばらまく型”の男性ならでは。命がけで最愛の人の子どもを産み育てる女性とは、しょせん異星人同士とでも思うしかない(ジョン・グレイ博士の『男は火星人女は金星人』、面白いのでオススメです)。

ただ、男性に「モテたい願望」があったとしても、全員が全員、プレイボーイになるわけではありません。常識的な男性であれば、下心はむっつりと心の中に持っておきつつ(笑)、「あわよくばモテたい……」と夢見がちになってるだけだと思います。

古今東西、男性が女子を「いいな」と思ってデートなどに誘ったものの、やっぱりそれほど盛り上がらず、引いてしまう場面はよくあります。これは、男性の、「女子にアプローチする」ということが、彼らにとってそれほど大したことではないから起こることなんじゃないかと私は思います。ちょっと「いいな」と思った。そのときは、「この子、ありかも!(ムフフ)」と盛り上がる。でも、それは、いろいろな人に対してわき上がる興味であって、それほど深刻ではない。なので、ほかの女の子などと見比べて「あ、この子はやっぱないかもね」なんて気軽にフェードアウトしちゃう。つまり、本気の盛り上がりまで到達しなかったってこと。

男性は、この「付き合ってるんだか、付き合ってないんだかわからない」グレー状態というのを好んでいる節があって。完全に“お付き合いしましょう”という状態よりは、少し不安定で先行きがわからないくらいの、ドキドキハラハラする状態を恋愛の美味しいところだと思っているような気がします。狩猟本能を持つ男性ですから、自分が彼女を仕留められるかどうかのゲーム感覚な部分が余計、恋心を盛り上げているんでしょう。

一方、女の人はというと、この男性の最初のプッシュで、はじめてその人が気になりはじめて、そのあとだんだんその気になっていくケースが多いです。男性からの猛アプローチ、やさしい言葉、お姫様扱いのような心地よい態度に、すっかりいい気分になって「この人を好きになってみてもいいかも!」と盛り上がったところでスイッチが入る。

でも残念なことに、女子が振り向いたとたんに、男性のほうは「あ、やっぱちがったかも」なんて思って、くるりと踵を返してしまうことがほんとーーーに、多いんですね。これまた、狩猟本能のなせる技だと思うんですが、追いかけて、仕留められそうになった途端に、冷静にその相手を見て、判断しはじめるんだと思います。この先もこの子を追いかけていくか、それとも、それほどの対象ではなかったのか。そうやって逃げ腰になったものほど、人は追いかけたくなるので、不幸な逆行が生まれてしまうわけですね。

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