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「高齢出産のリスク」を減らしたい! いまからでもできることは?

30歳代で子どもを産むのがあたり前なんだから、自分だって……!

30歳を過ぎてはじめて子どもを産むことが普通の世の中になりました。

母の年齢別にみた出生率

2009年人口動態調査のデータによれば、20代で子を産む女性が減っていて、30代で子を産む女性がトータルではもっとも多いことがわかります。日本ではいま、30代の女子がお産をして育てているのです。

そのため、「不妊」や「出産適齢期」というデリケートなワードが意外と身近な話題ですよね。たとえば連載に寄せられた質問のなかに、「最近不妊に悩む人(男女問わず)が多いと聞いています。若いときに結婚して妊娠できればいいのですが、適齢期を過ぎて30代後半以降の出産について、何か留意点があれば教えてください」(28歳)という声がたくさんありました。

未来の結婚、そしてその先にある妊娠・出産。いつか産むか産まないかを決断するときがくるのですから、そのときにちゃんと選択肢を残せるように、いまからケアを怠りなく!

とはいえ努力しても自然の衰えには逆らえないもの。いざとなったら不妊治療も視野に入れるべき? そこで次回は、最近何かと話題の不妊についてお届けします。

『escala cafe』にて2012年9月にWebアンケート。有効回答数280件(escala cafe会員:22歳-34歳までの働く女性)。

産婦人科医 永田順子先生

こころとからだの元氣プラザ 婦人健診課医長、東京医科大学兼任准教授、専門は婦人科腫瘍。「月経不順や生理痛など気になることがあれば、自己判断でがまんするより、受診してみてください。病気予防はもちろんですが、健康へのアドバイスができればと考えています」

協力:医療法人社団こころとからだの元氣プラザ


「すべての人びとのいのちと環境のために」をモットーに、健康診断・精密健康診断・外来診療と、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいます。なかでも「女性のための生涯医療センター」は、婦人健診と女性外来の二本柱で“女性の健康”の強い味方。

(取材協力:永田順子、文:小池直穂、イラスト:macco)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.21)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年03月18日に公開されたものです

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