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メンヘラ製造機とは? 8つの特徴と攻略法

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

ドラマ『凪のお暇』のゴンさんで話題となった「メンヘラ製造機」。その名の通り、女性をメンヘラ化させてしまう男性のことを指しますが、この具体的な特徴や攻略法とは? 催眠心理療法士の浅田悠介さんが解説。また、メンヘラ製造機同士の相性分析や忘れられない時の対処法を紹介します。。

突然ですが、私は「メンヘラ」という言葉が苦手です。ちょっとラフだから。

とはいえ「メンヘラ」という単語で検索して──インターネットの海を漂流するボートみたいに──ここに辿り着く方の力にもなりたいのです。あえてメンヘラという言葉を使わせていただきます。

今回のテーマは「メンヘラ製造器の攻略法」です。

メンヘラは何によって生み出されるのか、そんな男にどう対処すればいいのか。ちょっと向き合ってみましょうか。

メンヘラ製造機とは?

あえてクドく書きますと「関係を持った女性を不安に陥れる男性」のことです。

つまりは「女性をメンヘラ化させる男性」というわけですね。基本的にはネットスラングになります。

第一に、女性にモテるのが特徴です。そして関わったが最後、女性は不安でたまらなくなるわけですね。

最近ではドラマ『凪のお暇』に登場した中村倫也さん演じる“ゴンさん”が「メンヘラ製造器」として一斉を風靡しました。

メンヘラ製造機はなぜモテるのか

なぜメンヘラ製造機とされる男性はモテるのでしょうか?

その答えは「居心地の良さ」にあると言えます。

この世にはさまざまな種類のメンヘラ製造機がいますが、総じて、これに尽きます。ありのままを受け入れてくれるのですね。

世の中は、いつも真面目であれ、正解であれ、しっかりしろ──と正しくあることを突きつけてきます。何かと、しんどいわけですよ。

そんな中で「大変だったね」「つらいよね」「そのままでいいんだよ」という言葉を甘く囁きかけられた日にはどうでしょう。イチコロでございます。

その居心地の良さは、相手に対して無責任に振る舞えるからこそではあります。

本当に相手を思った時には、つい厳しい言葉が出てしまうもの。しかしメンヘラ製造機はその場限りの甘い言葉をどこまでも吐けてしまうのですね。

良くも悪くも、その甘さが女心に刺さるのです。

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恋人を甘やかしすぎたり、依存させることによって精神的に不安定な状態にさせていない?

メンヘラ製造機の特徴と見分け方

ここではメンヘラ製造器を見分ける特徴を解説いたします。心の中のチェック項目にいれておいてください。ぜひ注意してくださいませ。

(1)不安にさせる言動をとる

とにかく言葉や行動で不安に突き落としてくるのですね。

具体的に書くと、

・ずっとスマホを触っている(LINEやSNSをしてる様子)
・休日何をしているか教えてくれない
・LINEの返信がない
・夜電話にでない

といった感じです。

やはり女性たるもの(男性もですけれど)好きな人には安心させてほしいですよね。ところが、そうさせてくれない恋人がいると──不安でたまらないわけです。返信がくるまで一晩中起きていたり、急に彼の家を訪ねたりもしたくなるわけです。

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恋愛で不安になる原因と対処法を解説します。

(2)他の異性の存在を匂わせる

シンプルにこれもあります。

モテる匂いが止まらないわけです。さらにいうと「恋人ができたのにモテをセーブしようとしない匂い」がするのですね。異性の影といいますか。

オンラインでも、オフラインでも、異性が周りにいる(さらに、楽しくやっていそうな)ことを感じさせるのです。そりゃ不安になります。

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彼のモテる男度を診断でチェックしてみましょう。

(3)「他のところにいってもいいからね」と言う

その上で突き放すような発言をします。

他にも「俺は束縛しないから」「浮気していいよ」「俺は去る者追わずだから」というものがあります。そんなことを言われると「私って大事にされてないのかな……」と感じますよね。

しかも、これは「だから俺も自由にするのを許せ」と暗に語っているに過ぎないのですね。

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嫉妬しない彼氏の心理を分析します。

(4)すぐに「別れる」と発言する

何かあるとすぐに「別れる」です。

それを言っちゃアおしまいでしょう、という切り札を簡単に使ってくるのです。貴女がイエスと言わないことを知っているから。もう女性としては全面降伏するしかありませんよね。そんな様子では、ちょっとした注意もできなくなります。

もはや脅しですらあるでしょう。

(5)「そのままでいいんだよ」と繰り返す

ここも要チェックです。

ゴンさんも、これ系でしょう。メンヘラ製造器(の一部)は「そのままでいいんだよ」といった言葉を頻繁に使います。一見すると優しいだけの言葉に感じますよね。もちろん適切に使われると、すごく温かみのあるセリフでしょう。

しかし頻繁に浴びせられると「いつまでも成長しないで俺に依存していなよ」という意味にもなりえるのです──怖い話みたいですよね。

(6)マメである

とにかくマメなのです。

毎日LINEもくれるし、何なら会ってくれるし、しっかり愚痴も聞いてくれるタイプのメンヘラ製造機もいます。

うん、うん、大変だよね、それは悪くないと思うよ、ほんとそう思う、もちろん頑張ってると思うよ、絶対そうだよ、じゃあさ、今度、前食べたいって言ってたチーズケーキ食べに行こうよ、ご褒美みたいな感じでさ──こんなもん惚れない方がおかしいですよね。

細かなケアが行き届いているのです。とにかく、ずっと好きな人に構っていてほしい女子としては、もう100%の対応がここにあるわけです。

ちなみにですが、これは裏を返せば「女子に細かなサービスをできるくらい時間が余っている」とも言えます。そうなのです。実はメンヘラ製造機は、ひまな時間に溢れた人間であることも多いのです。

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(7)気分屋

猫のように気分屋です。

昨日は遊んでくれたのに、今日はそっぽを向いているというように。あるいは昨日は焼肉に行こうと言っていたのに、今日はパスタを食べようよと提案してくるみたいに。

まろやかに振り回してくるのですね。その自由な雰囲気に、戸惑いながらも、女心は惹きつけられてしまうのです。次の行動が予測できずに、いつまでもドキドキが止まらなくなるのですね。

ただ自分勝手、好き勝手に生きているとも言えます。しかし、それが恋する乙女の目には「気分屋なところがまた素敵」と映るのですよ。

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(8)依存させてくる

依存(させる側)のプロであります。

どこかで学んだのかというくらい完璧です。死ぬほど幸せな気持ちにさせたかと思えば、しれっと連絡をしなくなって、寂しくなったころにかわいい笑顔で戻ってきて──みたいに全てが絶妙なのです。

まさに沼。気づいたころには、友達のアドバイスなんて華麗にスルーして「他の男なんてつまんない!」「彼のことしか考えられない!」というわけです。

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依存させてくる男性の手口を紹介します。

彼を本気にさせるには? メンヘラ製造機の攻略法

さて、本題です。

ここでは「メンヘラ製造器の攻略法」を語ります。現状の苦しさをなんとかしたい貴女。ぜひ参考にしてみてくださいませ。

(1)自信を持つ

そんなこと言われても、と感じるのはごもっともです。

しかし、これが何よりの特効薬です。ひとまず大前提として、頭に入れてもらえると助かります。

メンヘラ製造器は、あの手この手で貴女の感情を揺さぶってきます。そのたびに大きく反応してしまうと負けがかさみます。だからこそ、ちょっとしたことでは揺るがない「自分」というものを作るべきなのですよ。

何はなくとも自信であります。

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自信を持つ方法を心理カウンセラーが解説します。

(2)複数のコミュニティに参加する

メンヘラ製造器は、貴女のコミュニティも奪いがちです。

友達付き合いを薄れさせたり、バイトを辞めさせたり──そして俺だけに依存しておけよというわけですね。近い人間が彼だけになると、そりゃ「もし彼を失ったらどうしよう」と不安にもなります。

だからこそ友人でも、仕事でも、趣味でも、複数のコミュニティを持つことが大事なのですね。心の重みを分散させるわけです。

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コミュニティ参加のヒントとして、趣味の探し方を解説します。

(3)夢中になれるものを見つける

仕事でも趣味でも構いません。

これさえしていれば時間を忘れる、というものを探しましょう。メンヘラ製造機にとって「自分以外のものに夢中になられること」は大ダメージになりえるのですね。うまく依存させられなくなりますから。嫉妬させるのです。

もちろん彼との恋愛を成功させたいからという理由以外でも、そもそも夢中になるものはいくつあってもいいと思うのですよ。その方が楽しいじゃありませんか。

(4)趣味や仕事で成果をあげる

その夢中になるもので、成果をあげるのが理想ではあります。

いわば社会的に認められるということです。メンヘラ製造器は(普通の男性でも)貴女の価値が世間的に上がると焦りはじめます。シンプルにいえば「他の男に盗られる気がするから」ですね。

それに女性の「愛する・愛される」という軸に比べて、男性は「尊敬する・尊敬される」という軸で生きています。だからこそ成果をあげて「尊敬させる」のが有効になるのですね。

男心を読み解く上で、この考え方は重要になります。ぜひ強めに覚えておいてくださいませ。

(5)対話をする

メンヘラ製造器は「空気感で貴女をコントロールする」のが得意です。

デートの予定も、家での過ごし方も、二人の関係性も、いつのまにか彼の思い通りになっているのですね。それを防いで、対等な関係に持ち込むことからです。

そのためには「対話すること」です。

シンプルに「それについてはこう思う」と会話しましょう。もちろん感情をありったけぶつけるという意味ではありません。男性にもピンときやすいように冷静に話そうということです。なし崩しに受け入れていませんか。

貴女のスタンスを明確にする、ということです。

(6)いったん微妙に距離を取る

これも正解です。

こちらからLINEの返信を遅らせましょう。メンヘラ製造器に対して「貴女のコントロールは失敗しかけていますよ」とサインを送るのです。慌てて優しくなればしめたものですよね。

何より彼と距離を取ることで、貴女も心の平穏を取り戻せます。今、自分の人生はどうなっているのか。ゆっくり考えることができますよね。まずは自分を安全な場所に逃がしましょう──彼を揺さぶりながら。

月並みですが、離れることで見えるものもあるはずです。

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カップルが距離を置くことの意味を解説します。

もう限界。メンヘラ製造機から離れる方法

ではメンヘラ製造機から離れる方法も考えてみましょう。万が一のためにも、頭に入れておいて損はありません。ぜひ学んでおきましょう。

(1)連絡先をブロックして逃げる

とにかくナチュラルに別れようとしないこと。

この世に美しいさよならなんて存在しませんから。特にメンヘラ製造機が相手とあらば。

いきなりでもOKです。勇気を出せそうだと感じた時に、連絡先をブロックして、そのまま音信不通になってやりましょう。

自分を守るのが第一ですから。今出来る精一杯のことをするだけです。罪悪感を覚える必要はありませんよ。

(2)最後通告する

別れの前に、もう一度だけ、チャンスに賭ける方法もあります。

真剣な口調で「このままの関係ではいられない。他の女子と会わないで欲しい。恋人として真面目に付き合ってくれないなら、もう会えない」と伝えるのです。

貴女の誠意で変わってくれるかは分かりません。しかし、ここまで伝えた上で、さよならをするというストレートな方法もあります。

(3)期限を決める

別れる際に有効なのが、期限を設定することです。

いつまでに別れるか、ということから決めるのです。いつまでもずるずる引きずってしまいますから──夏休みの宿題みたいに──そんな感じがしそうですよね。

すぐに勇気が湧かないのも仕方ないことだと思います。だからこそ期限を決めて、少しずつ勇気を絞り出してみるのはいかがでしょう。

(4)他の男性とも交流する

彼と別れるよりも、先に、他の男性と交流するというもの。

寂しがり屋の女性ほど、彼と別れたあとの孤独が怖いもの。だからこそ他の男性とも交流して「いいな」という相手が見つかったら、そこで初めて、さよならを切り出すという方法を取るのです。

次の本を探してから、一冊目を読み終えるわけです。ショックを和らげるための心に優しい方法だと言えるでしょう。

もちろん、これはメンヘラ製造機といつまでもつながるための作戦ではありません。いち早く別れるための方法です。積極的に、他の男性を好きになりにいく覚悟も必要です。

忘れられない時の対処法は?

別れた後で、メンヘラ製造機のことが忘れられない時もあるでしょう。

しかし、それで良いのだと思います。むしろ「昔の男性のことを覚えているのは良くないことだ」と考える方が寂しいじゃありませんか。

ある時期、強烈に惹かれて、稲妻みたいな恋をした──その記憶を胸に抱いて生きるのも人生だと思うのですよ。誰に迷惑をかけるわけでもあるまいし。

人の心とは面白いものでして。忘れなくてもいいんだ、ということが本当の意味で理解できた時にしれっと忘れられたりもするのです。忘れていたことを忘れるくらいかもしれませんね。

ひとまずは大切な記憶でしょうから否定しないであげてください。

参考記事はこちら▼

好きな人が忘れられない時の対処法を解説します。

付き合ったらどうなる? メンヘラ製造機同士の相性

番外編として、よくみなさんが疑問に思うポイントに答えておきましょう。

それは、メンヘラ製造機同士が付き合ったらどうなるのか、というもの。

結論から言うと、あまり長続きはしないはずです。メンヘラ(大人の事情により言葉が悪くて申し訳ありません)同士が、付き合った場合は“共依存カップル”のように、アンバランスながらも長続きすることはあります。

しかしメンヘラと、メンヘラ製造機は違います。メンヘラ製造機同士の場合は「どちらもが相手を不安定な心理にするような男女の恋愛」という意味になります。

彼らは束縛を嫌います。なので、お互いのやり方から逃げ出すようになるのです。

もし長続きするとしたら、どちらかが(あるいは2人とも)相手にベタ惚れして、メンヘラ製造機であることを辞めた時になるでしょう。いわゆる普通になれば、普通の恋愛をできるというわけです。

もちろん彼らがメンヘラ製造機であることを辞められるかは神のみぞ知る、わけですが。

これ以上ヤバイと感じたら逃げろ

今回は「メンヘラ製造器の攻略法」という特殊なものでした。

最後に伝えたいことがあります。

もちろん、その彼と幸せになりたいという気持ちは分かります。そのために「今、貴女ができること」を紹介したつもりです。

恋心というやつは叱っても追い出すことができません。そのまま突き進むしかない時もあるでしょう。その過程でハッピーエンドになることもあれば、苦しい道になることもあるでしょう。いろんな人生があります。

ただ、もし「あ、ヤバイかも」と感じたら。そのときは全力で逃げると約束してほしいのです。引き返せるうちに。

私は引き返せなくなった人を何人も見てきました。貴女には、そうなってほしくないと思っているのですよ。いつか、この言葉を思い出してやってくださいませ。

貴女に幸せが舞い降りることを祈っております。

(浅田悠介)

※画像はイメージです

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