恋愛で距離を置く意味とは? 心理や期間を解説
恋人から「距離を置きたい」と言われたら、言葉の裏にどんな心理があるのか気になりますよね。今回は、「距離を置く」の意味や期間、方法について詳しく解説します。
恋人から「距離を置きたい」と言われた経験がある人は多いのではないでしょうか。恋愛関係にある人と距離を置く場合は、「別れる」とも違う中途半端な状態に戸惑うことが多いようです。
今回は「距離を置く」という状態の意味や隠された心理、距離を置いた期間に自分自身で行うべきことやNG行動について紹介します。
「距離を置く」ってどういう状態
「距離を置く」とは、ある程度の期間は2人きりで会わないことを意味しています。いったん離れてみてお互いのことを見つめ直し、良好な関係を再構築する意図が込められています。
恋人関係にある2人が距離を置くような場合は、別れる状態まではいかないものの、付き合っている時のように連絡を取ったり、会ったりすることを控える状態を指します。この場合、「冷却期間」などという言い方もあります。
「距離を置く」理由とは?
恋人から「距離を置きたい」と言われた時、相手はどのような心理状態なのでしょうか。いくつかのパターンをご紹介します。
(1)別れようかと思っている
別れたいと思っていても、その気持ちをはっきりと相手に伝えることを躊躇してしまう場合があります。そのような時、便宜的に「距離を置く」ことを提案するケースがあります。
自分から別れを切り出すのは相手に申し訳ない、相手が逆上したら困るという心理が働き、距離を置くことで自然消滅を狙っているのかもしれません。
ずるい方法のようにも感じられますが、「なるべく相手を傷つけたくない」という優しさとも取れる行動です。
(2)仕事が忙しい、他のことに集中したい
仕事に集中するために、しばらく距離を置きたいという心理に至ることがあります。
仕事と恋愛の両立はどんな人にとっても大変です。仕事を頑張りすぎるがあまり、恋愛を負担に感じてしまう人も中にはいるでしょう。
最終的には恋愛をする余裕を失ってしまったり、恋愛は自分に必要ないものという考えに至ったりします。
仕事と同様に、自分が集中して時間を使いたいほど没頭した趣味がある場合も、恋人と距離を置きたいという心理状態になることがあります。
(3)恋人に改善してほしいことがある
恋人の悪い部分を改善してほしいと考えた結果、距離を置く場合があります。
悪い部分の改善を願っていたもののなかなか直らない場合に、距離を置くことで相手に反省を促したいと思っているのかもしれません。
このケースの場合、自分がその原因に気づかなかったり改善するつもりがなかったりすると、距離を置く期間が長引く傾向にあります。
また、恋人が「これで変わらなかったら終わり」という覚悟で距離を置いている場合は、最終的に別れに至ることもあります。
(4)自分の気持ちを整理したい
自分の気持ちが分からない時や頭の整理をするために、恋人といったん距離を置きたいという心理が働くことがあります。
恋人と別れたいのか、それとも関係を続けたいのか迷っている可能性もあります。恋人がそばにいると気持ちが定まらないため、距離を置いた状態で自分の気持ちを問い直す期間が欲しいと思っているのです。
(5)恋愛に疲れた
また似たような心理として、恋愛に疲れて距離を置くケースもあります。恋人とのデートプランを考えたり、エスコートしたりすることを負担に感じている人は意外に多いものです。恋人のために頑張りすぎる人ほど、時には恋愛に疲れたと感じてしまうようです。
▶次のページでは、距離を置く期間について解説します。