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「ご理解ください」は目上の人に使える? ビジネスシーンでの正しい使い方と注意点

にほんご倶楽部

「ご理解ください」の言い換え表現

「ご理解ください」と合わせて、言い換え表現も覚えておきましょう。

(1)「ご了承ください」

「ご了承ください」は、事情を理解し承知してほしい時に使う表現。

ただし「ご理解ください」同様に、受け入れることを一方的に押しつけるようなニュアンスとも受け取られかねないため、目上の人には使わない方がベターでしょう。

(2)「ご容赦ください」

「ご容赦ください」とは、過失や失敗などについて許しを請う場合の表現です。「お許しください」とも言い換えられます。

「ご理解ください」よりも、へりくだった表現だといえます。

(3)「お含みおきください」

「お含みおきください」とは、「心にとどめておいてほしい」という意味の言葉です。

理解してほしいというだけでなく、より強く知っておいてほしいこと、忘れないでいてほしいことを伝える時に使いましょう。

「ご理解ください」を正しく使おう

「ご理解ください」とは、こちらの事情や状況を理解してほしい時に使えるフレーズです。

丁寧な表現ではあるものの、相手やシーンによっては強い印象を与えてしまうこともあります。クッション言葉と合わせたり、言い換え表現を用いたりして、上手に使い分けてみてくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年12月26日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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