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「邁進してまいります」の意味とは? 使い方と言い換え表現(例文つき)

にほんご倶楽部

「邁進してまいります」を使う時の注意点

「邁進してまいります」を使うには、いくつかの注意点があります。

(1)同僚や後輩に対しては使わない

前述のとり、「邁進してまいります」は「参る」という謙譲語を含む表現のため、上司や先輩、取引先など目上の人に対して使います。

同僚や後輩に対して使うとよそよそしい印象を与えるため、基本的には使わない方が良いでしょう。

(2)目上の人を主語にしない

「邁進する」という言葉を使う時は、目上の人を主語にしないよう気をつけましょう。

例えば、上司に向かって「いつも仕事にプライベートに邁進されていますね」と使うのは誤用です。

上司の努力に対して敬意を伝えたい場合は、「いつも仕事にプライベートに全力で取り組まれていて尊敬します」といった表現を用いると良いでしょう。

(3)取引先に使う場合は「ご指導ご鞭撻」をセットにしない

「邁進してまいります」は、しばしば「引き続き邁進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます」といった使い方をします。

前向きに取り組む気持ちを伝えられる言葉ですが、「ご指導ご鞭撻」を取引先に対して使うのは好ましくないでしょう。なぜなら、あなたの仕事を指導するのは社内の上司の役割であって、取引先の役割ではないためです。

取引先に使う場合は、「貴社のご要望に添えるよう、引き続き邁進してまいります」といった使い方をしましょう。

▶次のページでは「邁進してまいります」の言い換え表現を紹介します

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