キスが苦手な人の心理とは? キスが嫌いな場合の克服法も紹介
キスが苦手な人も少なくありません。では、なぜキスが苦手だと感じるのでしょうか? 今回はキスが苦手な人の心理や克服方法を紹介します。
どうしてもキスが好きになれずに困っている人もいるかもしれません。
相手のことは確かに好きなのに、キスに対して嫌悪感を抱いてしまうと、自分で自分の気持ちが分からず混乱したり、別れにつながるかもと不安になったりするのではないでしょうか。
そこで今回は、キスが苦手な人の心理をひも解くことで、キスが苦手な気持ちを克服する方法を解説していきます。
キスが苦手な男性・女性の割合は?
キスが苦手という人は、どのぐらいいるのでしょうか?
Q:キスって正直好きですか? 自分の気持ちに近いほうをお選びください。
アンケートの結果、「キスが嫌い」と回答した男性は全体のおよそ2割(※1)、女性はおよそ3割(※2)という結果になりました。
キスが苦手という人は少数派ではあるものの、決して珍しいわけではないと分かります。
キスが苦手な人の心理
キスが苦手な人には、一般的に次のような心理が働いていることが多いようです。
(1)スキンシップ全般が苦手
まず、スキンシップ全般が苦手なタイプの人はキスも苦手な傾向にあります。
そもそも他人と接触することに強い抵抗感を覚える人は、必然的にキスへのハードルも高くなるのでしょう。
(2)不衛生だと感じる
ディープキスはお互いの唾液が混じり合うもの。唾液には雑菌がたくさん含まれていると思うことで、「汚い」「不潔」と感じるようです。
不衛生さからキスが苦手な人は、潔癖の傾向があるのかもしれません。しかし、中には潔癖ではないにもかかわらず、なぜかキスだけは苦手という人もいます。
(3)口臭が気になる
口臭が気になってキスが苦手という人もいます。
自分自身の口臭が気になる場合には、キスをするのに気が引けて気持ち良く感じられません。一方、相手の口臭が気になる場合には、生理的な嫌悪感を抱き不快になるようです。
食後のキスは、食べ物の臭いが気になってしまうケースもあります。また、タバコの臭いや寝起きの口臭など、特定のシチュエーションで口臭が気になることもあるようです。
(4)唇や舌の感触が苦手
キスが苦手な人の中には、唇や舌の感触が苦手という人もいるようです。
ガサガサ乾燥した唇でなくても、単純に唇の肉感が嫌いな場合もあるでしょう。また、舌の感触や動き回る感覚を嫌う人もいるようです。
(5)メイク崩れが気になる
メイクが崩れるのが気になってキスが苦手な人もいます。
キスをすると口紅やグロスが取れてしまいます。リップメイクが乱れたり、相手に付けてしまったりすることを嫌うケースもあるようです。
リップメイクだけでなく、口元のファンデーションに影響が出ることもあるので、なおさら抵抗感を抱くのかもしれません。
(6)恥ずかしい
中には、キスをするのが恥ずかしいという人もいるようです。
肌の状態や歯並びなどにコンプレックスがあったり、顔をアップで見られるのに抵抗があったりすると、恥ずかしさからキスを苦手と感じることがあります。
また、人から見られている場合はもちろん、周囲に人がいない時でも、自分がキスしているという事実を客観的に捉えて気恥ずかしいと感じる人もいるようです。
(7)キスにまつわるトラウマがある
キスが苦手な人の中には、キスにまつわるトラウマを抱えているケースもあります。
例えば過去に相手から「口が臭い」「キスが下手」と指摘され、それを引きずっている場合も。強引なキスの苦い記憶や、キスからベッドインのお決まりの流れに嫌気が差しているケースもあるでしょう。
キスが苦手な場合の克服法
たとえキスが苦手でも、徐々に克服していくことは可能です。
何とかうまくキスができるようになりたいと思っている人は、次の方法を試してみましょう。
(1)相手に正直に伝えておく
まずは、キスが苦手なことを相手に正直に伝えてみましょう。
「相手に悪いから」と思って嫌々キスしているとやがて相手に伝わり、かえって傷付けかねません。相手を嫌いになったわけではないことや、キスが苦手な理由を説明しておけば、2人で協力しながら徐々に克服していけるでしょう。
ただし、口臭が気になるなど相手に原因がある場合には、ストレートには伝えない方が無難です。
(2)スキンシップに慣れる
人との触れ合いが苦手な人は、いきなりキスが得意になるのを目指すのではなく、恋人とのスキンシップに慣れることから始めてみましょう。
まずは、肩に触れるといった軽いボディタッチから始めます。そこから徐々に手をつなぐ・腕を組む・ハグするといった具合にステップアップしていくと、スキンシップに慣れやすいでしょう。
(3)軽めのキスから慣らしていく
濃厚なディープキスが苦手な人は、軽めのキスから慣らしていきましょう。
唇が触れるだけの軽めのキスなら、唾液や舌の感触を味わわずに済むため、比較的ハードルが低いです。相手に軽めのキスが好きと伝えておけば、無理にディープキスする回数も減らせるでしょう。
唇そのものの感触が苦手な場合には、頬へのキスから慣らしていくのがおすすめです。
(4)キスの前に歯磨きや口臭ケアをする
キスの前に口臭ケアをすることで、キスへの苦手意識が克服できるかもしれません。
これは、口臭や口内の雑菌が気になるタイプの人に効果が期待できる対策方法です。なるべく歯磨きや口臭ケアをしてからキスするように工夫しましょう。
とはいえ、相手に面と向かって歯磨きしろとは言いにくいことも多いものです。そんな時には、例えば自分が食べるついでを装いつつ、相手にミントタブレットを勧めるのも1つの方法です。
虫歯や歯周病がある場合には、歯科医院でしっかりケアしてもらうことで心理的ハードルが下がることもあります。デートの前日や当日は、なるべく臭いの強い食事は控えてみるのも有効です。
(5)感動的なキスシーンのある映画を見る
キスに対してなかなか嫌なイメージが拭えない人は、感動的なキスシーンのある映画を見てみるのもおすすめです。
キスの行為そのものではなく、その背景にあるドラマにスポットライトを当てることで、キスを美しいと感じられるようになるかもしれません。
キスが苦手な人はスキンシップから徐々に慣らしていこう
今回はキスが苦手な心理や苦手意識を克服する方法を紹介しました。
キスが苦手という人はあなただけではありません。スキンシップから始めることで、徐々に慣れていく人もいます。
大切なのはキスの行為そのものではなく、愛情を交わすことです。キスは必ずしも不可欠なものではないので、本質を見誤ることなく相手との絆を深めていきましょう。
(シシィ)
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(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月1日
調査対象:25~35歳の男性
有効回答数:106件
(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月1日
調査対象:22~35歳の女性
有効回答数:131件
※この記事は2022年07月12日に公開されたものです