「お手数ですが」の正しい使い方は? 意味・言い換え表現【例文つき】
「お手数ですが」の英語表現
「お手数ですが」を英語で表現すると、次のようなものがあります。
“Sorry to bother you but……”(お手数をかけて申し訳ないですが。手こずらせて申し訳ないですが)
《例文》
・I am sorry to bother you, but I appreciate your help.
(お手数をかけて申し訳ないですが、よろしくお願いします)
“I am sorry for the inconvenience, but please……”(お手数をかけて申し訳ないですが、どうか……)
《例文》
・I am sorry for the inconvenience, but please tell this your mother.
(お手数をかけて申し訳ないですが、どうかこのことをお母さまに伝えてください)
クッション言葉に見る文化の違い
いかがでしたか? クッション言葉の1つである「お手数ですが」について解説しました。
「日本人は、簡単に謝りすぎだ」という話を耳にしたことはありませんか? 「お手数ですが」をあえて強引に英語にすると「I am sorry」と始まることから、英訳文はおそらく日本独特なのでしょう。
英語では、謝るよりも「I appreciate your help.(あなたのご助力に感謝します)」と言うそうです。それもまた、晴れやかで清々しい気がします。
文化の違いとは、面白いですね。
(前田めぐる)
※画像はイメージです
※この記事は2021年10月11日に公開されたものです