「お手数ですが」の正しい使い方は? 意味・言い換え表現【例文つき】
「お手数ですが」の注意点は? 間違った使い方(例文つき)
以下のような使い方は間違いですので、注意しましょう。
「自分の行動」について免除してもらう際にはNG
・お手数ですが、見積書の提出を週末までお待ち願えませんか?
このように、自分の行動について何かを免除したり待ってもらったりする際に「お手数ですが」を使うことは、大変失礼であり、間違いです。
単なる手間とは異なり、相手に迷惑をかけるようなことをお願いするのですから、「申し訳ない」という謝罪の意を込めたクッション言葉を使うべきでしょう。
正しいクッション言葉は「恐縮ですが」「誠に恐れ入りますが」「誠に申し訳ございませんが」などです。
文末に使うのはNG
・いつも課長には、ご迷惑をおかけしてお手数ですが。
上記のように、クッション言葉である「お手数ですが」を文末に使うことは間違いです。
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありません(ございません)」ときちんと謝罪するのが正しい表現です。