中二病とは? 意味と使い方・中二病あるあるを解説
中二病のタイプ3つ
中二病と一言でいってもその種類はさまざまあり、大きく分けて次の3つに分類されます。
・ヤンキーなど不良行動や暴力行為に憧れる「不良(DQN)系」
・他人と違う自分をアピールしたがる「サブカル系」
・現実と妄想の一線を超える「邪気眼系」
それぞれの特徴を見ていきましょう。
(1)不良(DQN)系
不良系、またはDQN(ドキュン)系と呼ばれるこのタイプ。「悪であることがかっこいい」と思い込んでいます。
しかしその「悪」のスケールは比較的小さめです。「喧嘩しようぜ!」と口では言うものの、実際には相手を痛めつけたり、自分が痛い思いをするような喧嘩は避けたりするのが特徴です。
ちなみに「DQN(ドキュン)」とは、常識や品位に欠ける人、粗暴な人を指すネットスラング。乱暴な言動を取ったり、不良っぽい行いをしたりする人を、DQN系の中二病と呼ぶことがあります。
(2)サブカル系
サブカルとは「サブカルチャー」の略で、映画やアニメ、マンガ、音楽などの大衆文化に精通する人を「サブカル系」と呼びます。
サブカル系の中二病は、実際にサブカルにハマっているというよりも「マイナーな趣味を持っているので、自分は他人とは違う」「流行に流されない自分は特別だ」と思い込んでいるのが特徴です。
他人とは一線を引こうとするので、あえて孤立しようとすることもあるでしょう。
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(3)邪気眼系
邪気眼(じゃきがん)系とは、アニメやゲームなどへ異常にハマり、現実と妄想の区別がつかなくなってしまう人たちのこと。
けがをしているわけではないのに眼帯をしていたり、腕に包帯を巻いていたり。その理由は、「片方の目や腕に宿っている力を封印するため」。
自分を「他人とは違う特別な能力を持つ者」だと思い込んで生活しています。ファッションなどにもその傾向が表れやすく、特に分かりやすい「中二病」だと言えるでしょう。